弟25話 小さき人、大きな罪

WoW

Warden「帰ってくるとは思わなかったよ、セシリー君」
セシリー「これを」
Warden「ほう、Bazilの首か」
セシリー「彼は例の組織でどういう立場だったんですか?」
Warden「投獄されてから1年目は、誰も彼を訪れるものは居なかった。私は彼ら『アーカーバダンナ』がBazilを切り捨てたのだと思い監視を緩めた。しかし、今から数ヶ月前、1週間に2度ほど彼に訪問者がくるようになったのだ。訪問者リストによれば尋ねた男はMaelikという名前らしい、MaelikはBazilに手紙を渡そうとしていたようだ。私はそれを検閲のため取り上げたんだが、暗号で書いてあるため何が書いてあるのかさっぱりだ」
セシリー「ちょっと見せてもらっていいですか?」
Warden「ああ、構わんよ」


『ハウルの動く城』
改めて見たら結構おもしろかったです、はい。映画館で見た時はなんかいつの間にか大円団だったラストも、ようやくなるほろーと思えました。ほんのりじんわりくる感じが、やっぱりジブリだねみたいな。


セシリー「う~む、さっぱり分かりませんね」
Warden「ああ、だから私はこの手紙の解読をBarosに任せようと思う。配達を頼むよ、セシリー君」
セシリー「分かりました」

Baros「ふむふむ」
セシリー「何か分かりましたか?」
Baros「私はやっぱり『ナウシカ』と『ラピュタ』のほうが好きだなあ」
セシリー「あ、いやそういうことではなく……」
Baros「冗談だよ。ちょっと私にも分からないな。そうだ、マチアス・ショーなら解読できるかもしれない。彼を訪ねてくれセシリー」
セシリー「はい」

マチアス「あ、そういえば2年前に公開された自転車のやつってどうなんだろう?」
セシリー「あ~、あれどうなんでしょうね。まだ見てませんけどってそうじゃなく解読をお願いします……」
マチアス「非常に難解な暗号だったが、ジブリ好きの私にはすぐに分かったよ。手紙の内容によると、どうやらMarzonという男が連絡役になってLescovarからStormwindの情報を得ているらしいな」
セシリー「誰です、Lescovarって?」
マチアス「王宮図書館の館長をしている男さ。まさか貴族である彼が我々を裏切っているとは夢にも思わなかったよ。しかし、これはやっかいだな。君はVanCleefとBazilを殺してしまった。証拠になり得た2人が死んだ今、彼の裏切りを証明するのは難しいだろう」
セシリー「ぼくが証人になって、彼を告発すれば……」
マチアス「無理だよ、言ったろう? Lescovarsは貴族なんだ。余程の証拠がない限り、法では彼を裁けないだろう」
セシリー「むう」
マチアス「あまり気は進まんがあいつに頼るしかないか、セシリー。Trade DistrictにいるElling Triasを訪ねてくれ」
セシリー「分かりました」
Trias? どこかで聞いたような苗字ですね?

Lapisの案内である建物の前に着いたセシたち。
セシリー「こ、ここは!」

まさか第11話の冒頭で紹介したチーズ屋さんのマスターが、重要人物だとは夢にも思いませんでした(^^;
セシリー「こんにちわ、エリングさん」
エリング「おう、いらっしゃいお客さん。いいチーズが入ってますぜ」
セシリー「あ、チーズを買いに来たんじゃなく、マチアス・ショーさんの使いで来たんですけど」
エリング「なに、ショーの? あいつがまた俺の助けを借りたいっていうのか?」
セシリー「はい『アーカーバダンナ』のことについて」
エリング「ふむ『アーカーバダンナ』か。分かったぞ、君は次に彼らの計画はまだ生きていて、この都市を破壊するつもりだと俺にいうつもりだな?」
セシリー「な、なぜ分かったんですか」
エリング「フフフ。昔、情報屋をやっていたんでな。こういうことには勘が働くんだよ」
セシリー「そうだったんですか。ある人物が政府や軍の情報を『アーカーバダンナ』に漏洩させているみたいなんですけど、証拠がないんです。どうしたらいいでしょう?」
エリング「ふむ、ことの始まりからすべて話してみてくれ」
セシリー「はい。かくかく、しかじかでして……」
エリング「う~む。実に興味深く、そして軽く扱ってはいけない話のようだな。私は君を助けることができそうだが、その為に取る方法はちょっと法に触れるかもしれん。君は君が信じる正義のために法を犯す覚悟があるかな?」
セシリー「……はい。すべてを見届けるためにも、教えてくださいその方法を」
エリング「分かった。LescovarとMarzonの2人は迅速に処理しなければならない。セシリー、至急城に向かってくれ。中庭に私の古い友達、Tyrionというノームがいる。彼はこの2、3週間Lescovarを監視しているんだ。君を助けることができるだろう」
セシリー「はい、ありがとうございます」

Tyrion「あ~、どきどきするな~。私のかわいいあの子は見つからずに監視できるだろうか」
セシリー「こんにちわん~」
Tyrion「ひぃ! ああ、私はただの庭師でして。滅びの山に指輪を捨てに行くご主人様についていくところですからお気になさらず、はい」
セシリー「えっと、サム。じゃない、Tyrionさんですよね?」
Tyrion「おや、そのみすぼらしい格好からすると君は王宮の人間ではないみたいだな。うん、いかにも私がTyrionだよ」
セシリー「(身なりは放っておいて!)ぼくはエリングさんの紹介であなたに会うようにいわれた者で、セシリーといいます」
Tyrion「おお、ようやく応援が来たか」
セシリー「はい、Lescovarの動きはどうですか?」
Tyrion「監視に気づいているのかここ2、3週間は誰とも接触してないな」
セシリー「あなた一人でずっと監視してたんですか、大変だったでしょう」
Tyrion「フフフ。あまい、あまいなあセシリー君。私が何の種族だと思っているんだい?」
セシリー「えっと……ホビット?」
Tyrion「そう、私たち小さき人はエールとパイプ草を愛し、日々怠けてって違うわー!! ノームだよ、ノーム!」
セシリー「ああ」
Tyrion「そして私のこのピンクの眼鏡を見ればもう分かるね。そう、私は……」
セシリー「のぞき魔ですね!」
Tyrion「……君もう帰るか?」
セシリー「……エンジニアですね」
Tyrion「そう、私はすべての技術を極めしマスターエンジニア。そしてその技術の全てを込めた監視型ロボット『スパイダモン』を完成させたのだ!」
セシリー「もうちょっと、かっこいい名前なかったんですか……」
Tyrion「うむ。他に候補として『007/1』とか『ノゾキ13』とかあったんだが、一応女性型ロボットだから『スパイダモン』にしたんだよ、ハハハ」
セシリー「どのへんが女性向きなんだろうか……」

Tyrion「ああ、いかん! 伏せたまえセシリー君!」
セシリー「え? え?」
Tyrion「しー、声を立てちゃいかんよ」
2人のGuardらしき男たちが、軽口をたたきながら歩いてきた。
GuardB「俺もさ、ぼちぼちお金貯まってきたし、なにかペットを飼おうと思ってるんだ~」
GuardC「お、いいね~。何を飼うつもりなんだ」
GuardB「そうだな~、やっぱにゃんこかな~。色は黒で」
GuardC「いや、まてまて。にゃんこもいいがうさたんも捨てがたいぞ?」
GuardB「いや、断然にゃんこだろ!」
GuardC「うさたんのほうがかわいいってば!」
2人は口論を続け去っていった。

セシリー「どっちもかわいいから両方飼うべきだよ。ねえ、Tyrionさん」
Tyrion「いや、私的にはメカリスが……」
セシリー「あ、で。そろそろ本題に入りたいんですけど、監視型ロボットは完成したんですね?」
Tyrion「ああ、エリングは計画を早めたのか。よし、いよいよ『スパイダモン』の出番だな! でも、私の用意はまだ終わってないんだ」
セシリー「え、でも『スパイダモン』は完成したって」
Tyrion「ちっちっち。考えが足りないよ、セシリー君。いくらなんでも『スパイダモン』がそのまま図書館に入っていったら、不審に思われてしまうだろう?」
セシリー「あ、そうですね。どうするんですか?」
Tyrion「私は『スパイダモン』にある機能をつけた。しかし、その為には3枚のSilk Clothとパーフェクトなりんごが2個必要だ」
セシリー「Silk Clothはまだ分かるとして、りんごが何故、必要なんですか?」
Tyrion「いや~、私もずっとここに篭りっぱなしだからね。たまには甘いものが……」
セシリー「食べるんですか!」
Tyrion「ただのりんごではだめだよ。必要なのはパーフェクトなりんごだ。Stormwindの郊外に『Clala』という女性が住んでいる。彼女が作るりんごはまさにパーフェクト」
セシリー「分かりました、『Clala』さんからりんごをもらってこればいいんですね」
Tyrion「気をつけたまえ、彼女は自分のりんごをとても愛している」
セシリー「は、はあ」

再びLapisの案内でClalaさんの家にたどり着いたセシたち。じゃあ、Clalaさんに話を。
Lapislazuli「りんごテーブルの上にあるから盗ってね(^^」
!? え、なに。今、悪魔のささやきが聞こえたような。

Doraさん、早っ! だめだよ、泥棒だよこれ。誰かこの人たち捕まえてー(@_@;
セシリー「わ~い、りんごのRepop早いんだね」
嗚呼、セシまで悪に染まってしまいましたよ……。

Silk ClothはStockadeにもぐった時に、NPCからDropした物があったのでセシはOK。足りない人の分はApfel姉さんから、送ってもらいました :D
セシリー「Tyrionさ~ん」
Tyrion「おお、戻ってきたかセシリー君。でりんごは?」
セシリー「はい、りんごとSilk Clothです」
Tyrion「エリングはLescovarを決して信用していない。私もこの2週間彼を見張っていたが同じ結論に至った。彼には不審な点が多すぎる。証拠を掴み、彼に正義の鉄槌をくださないと、いつの日か彼はこのStormwindにとんでもない災いをもたらすだろう」
セシリー「なんですか、急に真面目になって」
Tyrion「フフフ。ついに、ついに私のかわいい『スパイダモン』がStormwindを救う日がやってきたのだよ。セシリー君!」
セシリー「本当に大丈夫なんですか?」

Tyrion「まあ、見ていたまえ。Silk Clothをここに入れてっと。よし、スイッチオーン!」

Tyrion「ワーッハハハ。見たか、この完璧な変身機能!」
セシリー「す、すごすぎです。Tyrionさん!」
ノーム恐るべし(-_-; でも、名前安直過ぎませんか。Tyrionさん!
Tyriona(スパイダモン)「プログラムを実行しますか? マスター」
Tyrion「うむ。いいかい、セシリー君。これからこのスパイダモンがLescovarを呼び出す。彼は『アーカーバダンナ』の手の者と接触を図るだろう。だが、すぐに殺してはいかんよ。彼の企みをすべて聞いてからだ」
セシリー「分かりました~」
しかし、怪しまれずに図書館に入ることが出来るんだろうかスパイダモン。どきどきしながら後を追います。

GuardB「む、誰だ。ここは関係者以外立ち入り禁止だぞ!」
Tyriona(スパイダモン)「今日はいい天気ね。Lord Lescovarに会いたいんだけど、通っていいかしら」
GuardC「もちろんですとも。いや~、それにしてもお美しいですね。どうですか、今度食事でも一緒に」
Tyriona(スパイダモン)「まあ、お上手ね。じゃあ通らせてもらうわね」
GuardC「あの、食事~……」
GuardB「あきらめろよ(-_-」
なんて情けない、君らそれでもRoyal Guardなんですか! 2人を軽くパスしたスパイダモンは図書館の中へ。
Tyriona(スパイダモン)「ハ~イ、Lescovar。貴方のお客さんが着いたみたいよ、彼は中庭で待っているわ」
Lescovar「おお、ありがとう。じゃ、ちょっと会ってくるから私の代わりにここに居てくれ。昔、ここで働いていた君なら何かあっても大丈夫だろう」
Tyriona(スパイダモン)「OK~、任せてちょうだい(マスター、ターゲットが中庭に移動しました)」
Tyrion「おお、いよいよか。じゃ、隠れるんだセシリー君」
セシリー「はいはい」

Lescovar「私はこれから瞑想に入る。少しの間席を外してくれたまえ」
GuardB & C「はっ、かしこまりました~」
Lescovarは視界から完全にGuardが消えるのを待った。
がさごそ がさごそ
草むらからステルスにより半透明になったRougeがゆっくりと歩いてくる。
Lescovar「来たか……」
Marzon「Lord Lescovarにおきましては、ご機嫌麗しゅう」
Lescovar「面倒な挨拶はいい。Westfall支部からの報告を聞こう」
Marzon「VanCleefは水面下で着々と計画を進行中であります。しかし、彼について何かと嗅ぎまわる輩がいるとかで」
Lescovar「ふ~む、それはあのおせっかいやきのマチアス・ショーあたりの仕業だろう。私のほうで調べてみよう、確認が取れたら君に連絡するよ」
Marzon「うわさに名高いStormwindのマチアスですか、それは楽しみですなあ」
???「フフフ。ついに証拠を掴んだぞ、Lescovar!」
Lescovar「む、誰だ!?」
Tyrion「貴様に名乗る名などない。行け、我がしもべたちよ!」
Lescovar「くっそ~、いつの間に!?」
いや、いつの間にもなにも。

セシたち、ずっと横にいたじゃん! 気づきなよね、もう!
Marzon「我らの計画は必ず成功させる、誰にも邪魔はさせ~ん!」
張り切るMarzonさんを3秒で羊にし、まずはLescovarさんから。Lvが31と高いもののEliteではないので、そんなに苦戦することなくKilled。数の暴力万歳。そして羊のMarzonさんに攻撃開始、死にそうになったところに。
GuardB「やや、怪しいやつ。貴様何者だ!?」
遅すぎるGuardさんも加わり倒しました。いや、もっと早くきてくださいよホント……。

セシリー「ふ~」
Tyrion「よくやってくれた!」
セシリー「いや~、それほどでも」

Tyrion「素晴らしい働きだったぞ『スパイダモン』!」
セシリー「そっちかよ!」
Tyrion「ああ、君らもまあがんばったね、ご苦労様」
セシリー「どうもです……。でも、これであなたも長かった21日監視生活から解放されますね」
Tyryion「うむ。さて、スパイダモンをばらすかな~」
セシリー「え、ばらばらにしちゃうんですか? 運ぶの大変になりそうですけど」
Tyrion「ハハハ、大丈夫だよ。Tailorの友達にSilk Bag作ってもらったから、その中に入れていくさ」
セシリー「え、Silk Clothって変身機能のためじゃなく、鞄作るために必要だったんですか!?」
Tyrion「うむ」
セシリー「……」
Tyrion「ささ、私は忙しい。エリングに報告しに行きたまえ」
このお城パートは一人1回やる必要があり、この後4回やりました(^^;

エリング「おう、セシリー、お帰り。その様子だとうまくいったようだな」
セシリー「はい。なんかどっと疲れましたが……あ、これが証拠のテープです」
エリング「ふむ。これさえあれば貴族たちも納得するだろう。セシリー、君の事は王様に伝えておくぞ。ホントによくやってくれたな」
確認しておきしょう。エリングさんはチーズ屋のマスターです……。
エリング「よし、ショーに会いに行ってくれ。そして彼に伝えてほしい。この都市に対するVanCleef/Lescovarの陰謀とその脅威。君が見て行ったことのすべてを」
セシリー「分かりました」
エリング「今この都市には、かつての英雄VanCleefの裏切りによって暗い影がかかっている。ショーは市民の中から別の英雄が現れることを期待している。君を貴族たちにも会わせるかもしれん」
セシリー「ついにセシにもパトロンが!?」
エリング「貴族たちは都市の支配権が欲しいだけだ。色々な駒を揃えておきたいんだろう。正義を行った君に限ってこんな心配は無用だろうが、決して賄賂など受け取ってはいかんよ」
セシリー「まずはRobe買って、ねこ飼って、Uzukiさんに借金返して。それから、それから」
エリング「おーい、聞いているのかね」
セシリー「はい、聞こえます。バラ色の未来の扉が開く音が」
エリング「……もういいから行きたまえ」

マチアス「Bazil中尉が死んだって? セシリー、君の正義はいつも迅速に行われるね。(フフフ。またも未然に陰謀を防いだ私の株も上がるというものだ)盗賊ギルドの代表として、みなに代わってお礼を言おう」
セシリー「いえいえ、そんな」
マチアス「おお、そうだった。君が居ない間にBaron Alexstonが来たよ。彼は君と話したがっていた。きっとVan Cleefの裏切りに始まったこの事件の一連を、貴族たちに報告するつもりなんだろう」
セシリー「あ、じゃ報告しに行ってきますね」
マチアス「待ちたまえ。これは私からの忠告なんだが、私は今回の件について誰かに尋ねられたらすべての詳細を話すつもりだ。Lescovarは君の手によって倒されたとね」
あれ。もしかして『アーカーバダンナ』の残党やこっそり彼らを援助していた貴族たちの敵意を、すべてセシに向けさせるつもりですか!? さすがは盗賊ギルドの長、腹黒いですね!

Baron「ようやく再会出来たな。昨日会ったばかりなのに、なんだか何週間も会ってなかった気がするよ」
セシリー「前後編なのに3週間以上も間が空くってありえないですよね、はい……」
Baron「うむ。これからはしっかり書いてほしいものだ。ところでLescovarの死体が、王宮の中庭で見つかったそうだね」
セシリー「あ~、そうなんですか」
Baron「……君が使命を果たしたんだね、セシリー」
セシリー「ま、まさかあなたは初めからすべてを!?」
Baron「我が友Van Cleefを止められなかった、せめてもの償いだよ」
セシリー「いや、罪は自分の手で償ってくださいよ。全部セシがやったんじゃないですか!」
Baron「……さて、ここに今回の事件をまとめた報告書がある。君の証言と共に王様に届けてくれ。あ、何も手柄を横取りしようとかじゃないよ?」
セシリー「はあ。例の子供キング、Anduin君にですか」
Baron「あ~、そんな馬鹿にしたような言い方はやめたまえ。不敬罪で死刑にされてしまうよ」
セシリー「はあ……」
Van Cleef討伐の時はいまいち褒めてくれませんでしたが、今度こそ!


しかし、Quest報告の証『?』がついていたのはAnduin君の横に立っているKatranaおねえさまでした(-_- やはり王様といえど、子供にどろどろとした陰謀をみせるわけにはいかないというところなのでしょう。
Katrana「あら、あなたは?」
セシリー「愛の戦士、セシリー・ロナと申します」
Katrana「セシリー? Baronからあなたが報告書を届けに来ると聞いてましたが、そう、あなたなのね」
セシリー「はい、これがBaronからの報告書です」
Katrana「後で読ませてもらうわね。でも、今はあなたの言葉に興味があります。あなたは今回の事件をどうおもいますか?」
セシリー「好きです、結婚してください!」
Katrana「衛兵! この者を捕らえなさい!!」
セシリー「な、な~んちゃって、えへ」
Katrana「まあ、冗談でしたの。やっぱり外の人はちがうわね」
セシリー「ええ、あくまで冗談ですから。だから衛兵のみなさんを下げてください!」
Katrana「セシリー、あなたの名はやがてStormwind中に知れ渡るでしょう。Van Cleefの企みが成功していたら、間違いなくこの国と市民たちに害が及んだでしょうから」
セシリー「いえいえ、Katranaさまのためならいつでも。だから結婚……あ、冗談Part2です。睨まないで、衛兵さん」
Katrana「うふふ。これを受け取ってください、セシリー」
セシリー「これは……婚約指輪ですね!?」
Katrana「女王の顔は4度までと言います。残り1回ですよ、セシリー」
セシリー「あはは(命を取るか愛を取るか決断の時だね!)」
Katrana「本当は王から直接渡すべきなのでしょうが、彼は今、外交交渉のためこの地を離れています」
セシリー「え? Anduin君じゃない、Anduin様がこの国の王ではないのですか?」
Katrana「いずれはそうなるでしょうが、まだ息子は幼すぎますから」
セシリー「む、息子ー!?」
こうしてVan Cleefの復讐劇は未然に終わり、セシリーの短い恋も終わるのであった。

おしまい


次回予告

傷心のセシリーは新たな恋を求め、暗き森に入った。
セシリー「Duskwoodか。懐かしいね、ヴォイド君」
ヴォイド君「サキュパスさんを求めて彷徨いましたよね、マスター」
セシリー「うん。しかもサキュ姉さんのQuestとは、まったく関係なかったよね……」
ヴォイド君「ええ、しかも通りすがりのおデブGuardにあっさり殺されましたよね……」
セシリー「あ、そうだ今なら勝てるかも!?」
ヴォイド君「いや、無理ですよまだ」
セシリー「かかってこいやー!」
ヴォイド君「いやああああ!」
果たして、セシリーは見事リベンジすることが出来るのか!?
次回「君の命は何秒持つ!?」 乞うご期待!


Played in 2005/11/26

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