弟23話 暗く深い地の下で

WoW

Doraさんたちも大分WoWに慣れてきた感がある今日この頃。セシたちの共有チャンネルMomocanでは、語尾にクマーとつけるのが流行ってました。元ネタはよく分かりませんが、クマチャットを楽しむ面々。

なんか楽しみすぎて1名死者が出ましたが、気にせず今日の冒険へGo~(-_-/

Succubus QuestでBarrensに居るTakarさんに会いに行った時、その隣に居たNPCからWarlock専用のItemがもらえるQuestも受けました。そのQuest Itemが出るのが2つのInstanceダンジョン。

  • 通称BFD……Blackfathom Deeps(Mob Lv22~28)
  • 通称SFK……ShadowFang Keep(Mob Lv19~26)

サキュ姉さんのQuestをやってた頃は本当に一人旅で、Instanceダンジョンは野良で行くしかなく。しかも、この2つのダンジョンはかなり辺鄙なところにあるので、Lv帯が近い知り合いがいないと行く機会がないだろうと半分諦めてたところに、DoraさんやUzukiさんがWoW Play開始(^^/ ちょこちょこ、BFDって楽しいらしいよ? と宣伝しみんなのLvが20+になったので、おねだりしてようやくやって来れました。

場所はKalimdor大陸のAshenvaleのこの辺。入り口は神殿っぽい建物で内部は空洞になっており、水が貯まっていてその水の中を通っていくと洞窟に繋がっているというなんとも複雑な作り。とにかくLast Bossまで行けるか分からないけど、張り切って逝ってみよう~♪

今日のメンバーも引き続き、VC潜入の時と同じのメンバー。

Instance入ってすぐにこの海老さんの歓迎パンチにみんな大はしゃぎ。海の魔物ということで当然あの恐ろしくかわいいMurloc君も登場。でも、徐々に巨大化してきたのでかわいいかどうかは微妙になってきました(>_<; ダンジョン内は半分水、半分洞窟といった感じの作りで、滅多に使う機会のないWlkの水中呼吸魔法が大活躍。Addもそこそこしますが、羊マスターのUzukiさんのお陰でさくさく裁いて進みます。なんだか早くもまったりムードになってきた頃、セシたちは彼に出会ってしまいました……。

立派な甲羅、大きなつぶらな瞳、そして版権ぎりぎりな名前のGhamoo-raに。いや、ホントに大丈夫なんでしょうかこの名前で(^^; そんなガ○ラさんはLv25 Elite。しかも回りに5、6匹の亀が彼を守るように立っています。
セシリー「あれ、ガメ○さん引くと全部くるかな~?」
Uzuki「ガメ○以外黄色だし、来ないんじゃない?」
う~ん確かに黄色だけど、ガメ○さん殴った途端に襲ってくるんじゃないかな。20秒ほどみんなであれこれ言い合いましたが、まあ襲ってきたら襲ってきたでいいやと。基本的に楽観的なセシたちらしく、作戦『まあ、適当にいこうぜ♪』でやってみることに。

結果的にはAddはなく単独で引けました。Tauntしてしまったセシが死にそうになった以外はなにもなく、あっさりKilled~。Caster、Healer向けっぽいBeltが出て珍しくセシが勝ち。よし、このままBossまでがんばろう~、と張り切った所でぷちっと落ちるサーバー(@_@; 待ってましたが、結局この日はサーバーが復帰することはなく終了……。

翌日どきどきしながらPopするとInstanceの外でした。幸い外人さんが通った後なのかMobは居なくGateで帰還。あ~、怖かった。今日もBFDへ。今回はAkihoさんに代わりRoseを加えての突入です。あまりパパ、ママPlayは好きじゃないけど、最後まで行くにはLv30near必要らしい(^^;

先日登録したAshenvaleにあるAllianceの町、Astranaarへヒポグリフで快適な空の旅。

う~ん、顔は怖いけど体の色きれいだよね。ヒポさんは。
Rose「あれ、セシ。グリで移動中?」
セシリー「うん」
Rose「気をつけてね。今、AstranaarがHordeに攻撃されてるみたい」
セシリー「ええ!? 降ろしてください……」
Rose「無理です:D」
もしかしてDarkshoreから向かったほうが速くて安全だったかな~、と思いつつBFDへ向かう途中。

まさかホントに襲われるとは(-_-; 相手は27Undead War。DoraさんとのDuel(いじめ)を思い出しながら、Fear地獄に叩き落しました。3発目のFearが入りもう少しでKillってところで、Undead Warが天に向かい咆哮。こちらに向かって来たのでもう一度Fear~、ありがとう牛さん。
Immue
な、なにー!? さっきの咆哮がどうやらWar SkillでFear無効化だったみたい。この時Petがキューズ君(Imp)だったため、近づかれるとどうしようもなく叩き殺されました……。これ以降Lv40くらいまで、まったくWarに勝てない時代が続きます。

CR後、さらにBFD前で羊にされ、おろおろする今日のセシ……。こ、こんなスタートで大丈夫だろうかと、不安が頭によぎりながらBFDに突入~。


昨日来た時は気づかなかったマーメイドNamedのLadyさん。あ、今日はRoseが居るので安心して戦闘をまかせ、戦場カメラマンモードです :)ガメ○さんも倒して、クエストのマーメイドたちの脳みそ集め(嫌なQuestだ^^;)も終わり、Murloc Namedの前に到着。よし、ばっちりSS撮るよ!
ぷちん
いやあああ、またサーバー落ちたがな~(p_; 今夜はすぐ上がったらしいですが、回線細いせいかなかなか入れず。ようやくキャラ選択画面までいき、またInstance前かな~とLog Inすると。
Stormwind Inn Keeper「あら、お帰りなさいセシリーさん。早かったのね」
な、なんでStormwindなのおおおおお!? みんなはちゃんとBFD内なのになんでセシだけ。しくしく(Bind Pointに飛ばされたみたい)これがセシ以外ならSummonですぐ合流できるのに……。もう落ちようかと本気で思いましたが、みんな待っててくれるようなので一人船に乗りBFDへ。Instanceへたどり着く前に死ぬかと思いましたが、Lv60Hunterさんをストーキングすることにより無事たどり着けました。名前忘れたけどありがとう60Hunterさん!

サーバーアップから1時間ほどみんなを待たせ、ようやく合流。ごめんなさい(>_<; 見た目カラフルなMurloc Named Gellhastを倒し、さらに奥へ。この辺りから雰囲気が変わり神殿のような感じになってきました。ウォーターエレメンタル、Troll戦士、そしてWlk QのItemを出すTwilight Acolyteにようやくご対面。うれしさのあまり、うっかりFear発動(こら)ごめんなさい、ごめんなさい。

あっさりQuest ItemのOrbが集まり、セシの今回の目標達成。ありがとう~。Boss Roomも近いようなので、気合を入れなおし進軍。とここでぽろっとなかなかの1hsがDrop。Doraさんは要らないようだったのでもらってしまいました。愛の戦士として1hsスキルは常に鍛えておかないとね!

蛇女の彫像を前に一人の牛さんが熱心に祈っています。もしかしてあの彫像はBurning Legion進攻のきっかけになったナーガの女王Azsharaなのかな?
Momoca「ちょっとRebuffさせて~」
MageのInt Buff、PriestのHP BuffやShadow Resist Buffなどがとんできます。Warlockも何かBuffできたらいいんですが、Soulstoneくらいしかないので暇だにゃ~。

目玉を飛ばし、牛さんShamanを近くでパチリ。
Shaman「我の祈りを邪魔するのは何者ぞ!?」
ああ、反応しちゃった! まあ、でもこっちにはAggroしないしって……Doraさん突っ込んでる!? 準備もそこそこに戦闘開始。本日3回目のごめんなさい(@_@; Shaman独特の魔法、トーテムポール召喚に驚きながらもKilled。ちょっとEQのVTに似た彫刻だったので記念にパチリ。

満足し彫像から降りると何やら四隅にオブジェがあります。なんだろう~? とりあえずクリック。
Rose「四隅のオブジェクリックするとMobがいっぱい来るから準備できてから……」え?(^^;
わらわら、わらわら。20匹くらいのさそりがセシたちに襲い掛ってきました;
Rose「こらーw」
ごめんなさい、ごめんなさい。すべてのさそりを倒すと奥の扉が開き、いよいよBossっぽいです。すでにLordの名を冠する牛さんは倒しました。最後はKingな牛さんなのかな~。

扉の先はとても大きな空洞になっていました。Bossの最後の護衛なのか、Lvの高い亀さんが次々襲い掛かります。それらを片付け一休憩していると、ズズン、ズズンと地響きが。なんだなんだ。
セシリー「あ、あれは!」
どうやらこの地響きの主がBossみたい。RebuffしManaを貯めて。
Dorawan「うし、いくべー」
Doraさんのチャージと共に攻撃開始!

3つ首のヒドラAku’mal。この海獣だらけのダンジョンに相応しいBossですね! セシもこの時ばかりは真面目モードで、奥儀『ウォーロックニー』を出してしまいました :D いや~、大きいMobと戦うのは燃えますね。やっぱり洞窟系のBossはドラゴンとか大きい獣系であってほしい、そんなセシの期待を裏切らないBlizardさんに乾杯。

Aku’malはLv28 Elite。この時まだLv23だったDoraさんのHealthが、がんがん減っていきます。でも、大丈夫。セシたちにはスーパーモンクPriest Roseが居ますからね!
Rosenkreuz「これ強いな~、ドカバキ」
あ、あれ? ど派手に燃える2hbを振り回し、最前線でどつきまくるRose。えっと、あなたの職業はやっぱりMonkですか?(-_- 多分セシたちだけで倒させてあげようと気を使ってくれたんだと思います。決して単に殴るのが好きとかじゃないはず……よね? ドラゴン系にはやっぱりファイアブレスってことで炎だったか忘れましたけど、AEも飛んできてなかなか強いAku’malさん。AEと殴りが重なり一時DoraさんのHPが20%以下までいきました。ようやくPriestに戻ったRoseのHealで持ち直し、写真ばっかり撮っていたセシがちゃっかりトドメGetです。ズズンと、音を立て前のめりに倒れてくるAku’malさんの体を華麗にかわしきれずUzukiさんが埋まったり(^^; Dropはなかなか強そうな2hsでした。

Aku’malさんが立っていた場所の奥にはさらに空洞があり、顔色の悪いドワーフMorriduneさんが佇んでいました。
Morridune「おお、よくぞ参られたAku’malを倒した勇者たちよ」
セシリー「あなたは?」
Morridune「わしはここの番人じゃ。さて、なぜこの洞窟に魔物がはびこりさらにAku’malのような巨大ヒドラが生まれたのか、さぞかし知りたいところであろう」
セシリー「いえ、全然」
Morridune「遠い昔、遥か彼方の銀河でな……え? 全然?」
セシリー「ええ。とりあえずここから出たいんですけど、脱出方法知ってます?」
Morridune「むう、若いものはせっかちでいかんのう。じゃ、わしがテレポートでTeldrassilに送ってやろう。いくぞい」
セシリー「ありがとう~」
今思えば話聞いておけばよかったと激しく後悔しますが、Play当時はもう眠くて眠くて(^^;

Loadが終わってセシが立っていた場所はNight Elfeたちの故郷Teldrassil。ほほう。きれいなところだな~と、とりあえず1枚パチリ。

!?
素晴らしいタイミングでDoraさんがZoneしてきました(-_-; こうしてDoraさんの体の中に埋まりながら、この日の冒険は幕を閉じたのでした。あ、ちなみに生ぬるかったです :D


補足

ちょっと変な場所にありますが、Darkshoreからは近いので一度は是非BFDにお立ち寄りを~。

次回予告

WoWの一つずつ凝った作りのInstanceにすっかりはまってしまったセシたちは、またまた新たなInstanceへ。
次々と襲い掛かってくるモンスターたちと戦い、怪我は増え。
Dorawan「これで理由ができましたな!」
Uzuki「いざ、参らん!」
Dora & Uzuki「看護婦さ~ん!!」
Instanceを出て一直線に看護婦さんの下へと走る2人。
果たして看護婦さんの手はどちらに向けられるのか!?
次回「あれ、これ次のInstanceの予告だよね?」 乞うご期待!


Played in 2005/11/02

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