第14話 Van Cleef

WoW

最近ますます活発になってきた盗賊団『アーカーバダンナ』の活動。Westfallを守護するGryan Stoutmantleは、ついに本格的に彼らの本拠地及び頭目を調査することを決めた。
Gryan「う~む、調査するとしてもやはり正規軍は動かせんな。GuardAよ」
GuardA(名前をください)「はい。Stormwindでは『アーカーバダンナ』の襲撃に備え警戒を強めたと聞きますが、それだけにこちらに増員が回ってくることはないでしょう」
Gryan「ふむ、やはり民間人に協力を仰ぐしかないか。この前やとったバイトWarlockを呼び出してくれ」
GuardA「彼にこの重大な任務が務まるんでしょうか?」
Gryan「やってもらわねばならん。この任務にはWestfallだけじゃなく、Stormwinに住む全市民の命がかかっているのだからな」
GuardA「だからこそ不安なんですが・・・・・・まあ、呼び出してみましょう」

セシリー「いや~、VC楽しかったね。ヴォイド君」
ヴォイド君「・・・・・・」
セシリー「あれ、どうしたの? 暗い顔して」
ヴォイド君「マスター、悲しいお知らせがあります」
セシリー「ま、まさかヴォイド君」
ヴォイド君「はい、そうなんです」
セシリー「保管していたRobeが破れちゃったの!?」
ヴォイド君「全然違いますよ! どこがまさかなんですか!」
セシリー「な~んだ違うのか。じゃあ、一体何なの悲しいお知らせって?」
ヴォイド君「マスターLv18になりましたよね?」
セシリー「うん」
ヴォイド君「Spell買いましたよね?」
セシリー「あ~、買ったね。どれくらいかかったか忘れちゃったけど」
ヴォイド君「さて、ここで問題です。現在のぼくらの所持金は幾らでしょう」
セシリー「1Goldくらい?」
ヴォイド君「10Silverです!」
セシリー「ええ!? さすがにちょっとまずいんじゃないヴォイド君」
ヴォイド君「ちょっとどころか、このままではグリフォンにすら乗れなくなりますよ! マスター、もう後がありません。銀行に預けてあるRobeを売りましょう」
セシリー「そ、それだけは勘弁して~!」
ヴォイド君「今度という今度は駄目です!」
セシリー「まって! そうだ。この前仕事を受けたGuardAから、新たな依頼がきてたんだ。その報酬を当面の生活費に当てよう。ね? ね?」
ヴォイド君「ふむ~、前回の報酬代を考えるといささか不安ですが贅沢は言えませんね。Sentinel Hillへ迎いましょうマスター」
セシリー「アイアイサ~」
そう。セシがSentinell Hillから始まるVC Questに手を出したのは、生活費を稼ぐ為だったのだ!(Enchantに手を出したら、本当にグリフォンに乗れないほどお金使ってしまいました(p_;)

セシリー「やあ、やあ。こんにちわ、GuardBさん」
GuardA「いやBじゃなくAだから! 百歩譲ってもGuardAだから!!」
セシリー「はいはい、分かりましたよCさん。で、仕事の内容は?」
GuardA「Aって言ってるじゃん。Aって、ぶつぶつ。それは私の上司Gryanさまから直接聞いて、奥に居るから。ぼくはもうふて寝するよ、ぷん!」

Gryan「来たか、セシリーよ」
セシリー「さすがにエリートなんですね、Gryanさん。でも、Lv35でWestfallの平和が守れると思っているんですか!? この前60Horde来てましたよ」
Gryan「大丈夫だ。その時はGuardAを私の身代わりにするから、わっはっは。さて今回の仕事の内容についてだが、例の盗賊団に関するさらなる調査及び彼らの本拠地に潜入してもらいたい」
セシリー「(Aさん(p_;))う~ん、そもそも彼らは一体どこから来たんでしょうか?」
Gryan「うむ。現在分かっていることは彼らが戦時中大陸から渡ってきて、赤いスカーフで口元を隠し、自分達を『アーカーバダンナ(Defias Brotherhood)』と称しているということだけだ」
セシリー「え、それだけしか分かってないんですか・・・・・・?」
Gryan「うむ。あ、なんだね。そのちゃんと仕事しろよって目は! 安心したまえセシリーよ。我々とて遊んでばかりではないさ。Lakeshineの宿屋にワイリーというRougeがいるから、接触してくれ。彼には奴らについて詳しく調査するよう命じてあるから、その報告書を受け取ってくるのだ」
セシリー「えっと、手紙じゃだめなんですか?」
Gryan「セシリー! お前はWoWのお使いQuestをすべてなくす気か!? 手紙だと途中で誰かに奪われる可能性があるとか、なんかそんな理由があるのだ。察したまえよ!」
セシリー「は、はい。分かりました。じゃ、Lakeshireに向かいます」
Gryan「うむ、頼んだぞセシリーよ」

セシリー「ここがLakeshireか。Elwyyn ForestからWestfallと正反対の道を進むと着くんだね。ヴォイド君」
ヴォイド君「ナイス説明口調です、マスター :D」
湖の周りに建物が立ち並ぶLakeshire。とにかくQuestが多いことで知られる町だが、それに関しては後日の日記で。宿屋は町のちょうど真ん中にあり、その横にはしっかりポストがありました。
セシリー「やっぱり手紙で送ったほうが早いよね・・・」
ヴォイド君「しつこいですねマスターも。そのうちBlizard社の刺客に消されますよ」

セシリー「貴方がワイリーさん?」
ワイリー「む、そうだが。なんだね君は」
セシリー「Gryanさんの使いで来ました、バイトWarlockセシリーです」
ワイリー「バ、バイトなのか? まあいい。詳細はこのノートに書いてあるが、万が一を考え君にも少し話しておこう。調査で分かったことだが『アーカーバダンナ』は、私達が思っていたよりかなり大きい組織のようだ。構成員は人間が主体となっているようだが、ゴブリンやコボルドも協力しているという」
セシリー「あ~、そういえばWestfallのGold Coast Quarryで、アーカーバダンナ盗賊員とコボルドが一緒にいました」
ワイリー「うむ。一体コボルドやゴブリンを引き込んで何を企むやら。至急調査し、事に当たらねばならんな。そういう訳だからGryanに必ずこのノートを届けてくれ。頼んだぞセシリー」
セシリー「まかせて、まかせて」
ここで宿屋を出た途端『アーカーバダンナ』の刺客が襲い掛かる!? とかだとおもしろいんですけど、町のすぐにグリフォン乗り場があったので何事もなくWestfallに帰還~。

Gryan「お、帰ってきたなセシリー。早速報告書を渡してくれ」
セシリー「はい、これです」
Gryan「ふ~む。Solomonの計画は分かるが、我々はWestfallの事で手一杯なのだ。よし、セシリー。今返事を書くから、これをLakeshireのMagistrate Solomonに渡してくれ・・・・・・ってQuest違うじゃんこれー! これは『Messenger Quest』の手紙ではないか! ワイリーの報告書だよ、ワイリーの!!」
セシリー「すいません、お駄賃ほしかったのでつい・・・・・・はい、こっちが報告書です」
Gryan「まったくもう・・・ふむふむ・・・な、なんとー! そうだったのか!」
セシリー「え、一体何が書いてあったんです?」
Gryan「セシリー、とぼけているのか? ホントは途中で、この手紙読んだんだろう!?」
セシリー「ええ!? 読んでないですよ」
今思えば何で読まなかったんだろう、悔やまれる(>_<; NPCから配達を頼まれた場合、手紙などは大抵右クリックで読めちゃいます。

Gryan「ふむ、まあいい。このノートは一見すると組織『アーカーバダンナ』の構成などについて書かれている。しかし、ワイリーもここまで書くつもりはなかったのだろうが、口いや筆が滑ったのだろう。どうも『アーカーバダンナ』はStonemasonsに関係があるらしい」
セシリー「はあ・・・・・・」
Gryan「セシリーよ。Old Townに居る密偵の長、Mathias Shawを訪ねてくれ。彼にこのワイリーのノートを渡し、何か気づいたこと、付け足すことがないか聞いてきてくれ」
セシリー「え、Stonemasonについての説明はしてくれないんですか?」
Gryan「事は一刻を争うんだセシリー! 彼はOld TownのS1:7にいる。いいな?」
セシリー「むう、分かりました。行ってきますね」
追い出されるようにSentinel Towerを飛び出し、再びグリフォンで空の旅へ。

セシリー「ね~、ヴォイド君。セシ、ちょっとまずいことに気がついちゃったんだけど」
ヴォイド君「え、なんですか? またRobeやチーズがどうこう言うつもりですか?」
セシリー「違うって、えっとね・・・・・・グリフォン乗りまくってるから、お金がついに10Silver保てなくなっちゃった。えへ」
ヴォイド君「ええ!? 交通費とかもらってないんですか?」
セシリー「いや~、くれても1Silver70Copperとかばっかでさ。じりじりと減ってく感じがWarlock? みたいな」
ヴォイド君「・・・・・・やはりRobeを」
セシリー「あ、見えたS1:7!」
S1:7・・・・・・初めて見たときは文字化けかと思っちゃいました(^^; Old Townにある塔っぽい建物のことです。

中に入ると傾斜がきっつい螺旋階段があり、体力のないセシには登るのも一苦労です(←1回落ちました・・・・・・)2階に上がると、顔は怖いけど家では奥さんに頭が上がらないみたいな人が立っていました。
セシリー「こんにちわ~。えっと、マチアス・ショーという人を探しているんですが、どこに居るかご存知ありません?」
???「あ~忙しい、忙しい。なにマチアスだって? マチアスは私だけど何の用?」

もう、なんでこのクエストに出てくるNPCはおっさんばっかりなんですか!
セシリー「あ、あなたがそうでしたか。マスターでリーダーってどっちなんですか、はっきりしてくださいよ」
マチアス「う~ん、どっちか選べって言われても。マスターって呼ばれるのもいいし、リーダーもいいんだよね~」
セシリー「では中間を取って、マーダーで」
マチアス「なんか殺人鬼みたいでいやだな、それ・・・・・・」
セシリー「まあ、そんなことはどうでもいいです。これを見てください」
マチアス「(自分から話ふっといて・・・・・・)ん、これはGryan司令の部下ワイリーの文字だね。ふむふむ。う~ん、ついに気づく者が現れてしまったか」
セシリー「Stonemasonって一体何なんです?」
マチアス「!?」
セシリー「えっと・・・・・・?」
マチアス「かつて一人の男が王の命令により、町の守護を任された。彼は部下達を集めStonemasonsというGuildを結成し、脅威に備えていたんだがOrcたちとの間に起こった初めの戦争により、彼が守護を請け負った町。後にStormwind Cityと呼ばれるこの地は完全に破壊されてしまったんだ。各地を転戦し多くの部下を失いながら彼は奮戦した。守れなかった町の為、そしてこれ以上そんな町を増やさない為にね。やがて戦争が終わり、生き残った彼も王都へと帰還した。しかし、王は町を守れなかった彼を責め、彼とその部下を処刑しようとする」
セシリー「・・・・・・」
マチアス「一人の男の嘆願により処刑こそされなかったものの、その後の彼に対する王国の態度は、それは冷たいものだったというよ。そしていつしか彼は王国から姿を消してしまったのさ」
セシリー「その後の彼の行方は?」
マチアス「分からない・・・・・・が赤いスカーフを口に巻く集団の中に、彼を見たという報告が私の耳に入ってきている。セシリー、これをGryan司令に渡してくれ。私が調査した『アーカーバダンナ』に関する報告書だ」
セシリー「はい・・・・・・あ、1つ聞いてもいいです?」
マチアス「なんだね?」
セシリー「その彼の名前を教えてください」
マチアス「いいだろう。彼の名前はエドウィン。エドウィン・ヴァンクリーフだ」
セシリー「エドウィン・ヴァンクリーフ・・・・・・」

セシリー「Gryan司令、これがマチアスさんからの報告書です」
Gryan「うむ。ご苦労、セシリー。・・・・・・エドウィン・ヴァンクリーフだと!? そんなばかな!」
セシリー「知ってるんですか?」
Gryan「ああ、よく知ってるとも。彼は非常に有能で部下にも公正で慕われていた。あの事さえなかったら私に代わりにWestfallの守護を、いやStormwind Cityの守護を任されてもおかしくなかった男だ。その彼が『アーカーバダンナ』に居るだと? 信じられん・・・・・・」
セシリー「どうしましょう、ここで調査を中断します?」
Gryan「いや、調査は続行する。事の真偽を確かめる為にもな。セシリーよ、彼が居るに居ないにせよ我々は『アーカーバダンナ』の本拠地を突き止めねばならん。君の以前の調査で、どうやらMoonbrookが怪しいことは分かったが確証がほしい。私の部下から彼らの連絡役がMoonbrook、Gold Coast Quarry、そしてJangold Mineの間を行き来しているのを見たとの報告が入っている。君にはその道で連絡役を待ち構え、捕らえて欲しい。抵抗したら殺すのもやむをえんだろう。ただ、彼が運んでいるものが何なのかそれを確かめてくれ」
セシリー「分かりました」
・・・・・・すいません、ちょっとシリアスモード入ってしまいました(@_@; それにしても意外な名前が出てきましたね。Gold Coast Quarry、そしてコボルドたちのJangold Mine。全ては『アーカーバダンナ』の採掘場だったみたい。

さて、彼らの運び屋Defias Messengerですが、Westfallで狩りをしていると。
"誰かDefias Messengerを見なかったー?"
などGeneral Channelで流れているのを目にします。セシもそれに習ってChannelで聞いてみますが、反応無し(p_; 時間Popなのか、MoonbrookのNPC殺してれば出るのかいまいち分からないけど、とりあえずMoonbrookへ~。

Moonbrookに着き、周囲を見回してみるもMessengerの姿はなし。長期戦を覚悟し。じゃがりこサラダ味をかじりながら周囲のNPCを虐殺していきます。
・・・・・・10分後。
セシリー「もう飽きたー、じゃがりこもきれたー」
ヴォイド君「まだ10分ですよ? マスターいい機会ですから、この際に忍耐という言葉の意味に思いを走らせてください」
セシリー「忍耐したじゃん、Robe買うの我慢したじゃ~ん」
ヴォイド君「僕が必死に止めたからでしょ!」
・・・・・・さらに5分後。
セシリー「ヴォイド君、もう帰ろうか・・・・・・」
ヴォイド君「マスター。帰っても冷蔵庫に何も食べ物ありませんよ? ぼくらは何としてもこのQuestを成功させ、我が家の財政危機を乗り越えねばならないんです!」
セシリー「・・・・・・あ~あ、空からお金降ってこないかな~」
ヴォイド君「来るわけないでしょ! もうマスター、もっと現実を直視してくださいよ!」
???「あ、お取り込み中すいません。ちょっと通らせてくださいな」
セシ & ヴォイド君「あ、すいませ~ん」
???「どうも、どうも。よし、もう少しでMoonbrookだ。早く届けねば」
ヴォイド君「!?」
セシリー「Shadow Bolt~!!」
Defias Messenger「うわ、暗っ! 何するんですかいきなり!」
セシリー「それはこっちの台詞だよ。何、普通に通り過ぎてるのさ。一瞬気づかなかったよ!」
Defias MessengerはNon KoSで、こちらから手を出さない限り襲ってこないみたい。普通に道の真ん中歩いてきます(^^;


セシリー「食らえHP減ってないけどLife Tap~」
Defias Messenger「意味あるのか、それ・・・・・・がくっ」
いけない、襲われてもいないのに殺してしまった(^^;
セシリー「う~ん、ちょっとかわいそうだったかな」
ヴォイド君「そうですね・・・・・・」
セシリー「ま、それは置いといて。死体をあさろうかヴォイド君」
ヴォイド君「切り替え早っ!」
がさごそ、がさごそ。
セシリー「な~んだ。Gold Coast QuarryやJangold Mindとか通ってるみたいだから、金塊でも持ってるかと思ったのに手紙が1枚だけか」
ヴォイド君「ま~、とにかくGryanさんに届けましょう・・・・・・ってなに読んでるんですか、だめですよマスター!」


―我が盟友Blacknalisへ―
我々は北からの君の援助を待っている。どこの鉱山からでもいい、鉄鋼を送ってほしい。決起の日は近い、君もこちらへ来てくれ。
―VanCleefより―


セシリー「・・・・・・」

Gryan「むう、信じがたいがVanCleefが『アーカーバダンナ』に居るのは間違いないようだ・・・・・・彼のことは残念だが、あとは彼らの本拠地を見つけるだけだな」
セシリー「大体目星はついてるんですか?」
Gryan「うむ、君がMessengerを探している間に、ちょっとした事件が起きてな」
セシリー「何だろう。GuardAさんについに名前が与えられたとかですか?」
Gryan「いや、それは一生あるまい。Salden’s Farmの野菜を運ぶワゴンを盗もうとした男を捕まえてな。どうやら彼は『アーカーバダンナ』の一味らしい」
セシリー「あ、分かりました。セシが拷問して本拠地の場所を吐かせるのですね?」
Gryan「いやいや、そうじゃない。仮にもAlliance陣営なんだからそんなダークなQuestはない。我々は彼の罪を見逃し、今後の生活を保障することを条件に、本拠地の場所へ案内させることにしたのだ。そこでセシリー、君には彼の護衛についてもらいたい」
セシリー「政治取引というか、その約束はどうなんでしょうか・・・・・・」
Gryan「セシリー、余計なことは考えずしっかりGuardしてもらいたい。不慮の事故が起こらんようにな・・・・・・」
セシリー「そ、それは本拠地まで案内させたら殺せってことですか!?」
Gryan「いや、私はそんなこと一言も言ってないぞ。フフフ」


裏でそんな話がなされているとは夢にも思わないであろう案内役のTraitorさん。
Traitor「おいおい、護衛役ってお前だけかよ! こんな弱そうなWarlockが一人だけなんて、Gryanのやつ一体何を考えているんだ!」
セシリー「ああ、だめだ殺意が抑えられないよ。ヴォイド君・・・・・・」
ヴォイド君「こらえてください、マスター。本拠地まで案内させるまでは」
Traitor「きっと今頃は俺が寝返ったことが『アーカーバダンナ』の連中に知られているだろう。俺がMoonbrookに行ったら、きっと襲ってくるに決まっている。だから護衛はとても重要なんだぞ? それをなんだ、殴られたら10秒もたなそうなWarlock一人かよ!」
セシリー「Shadow・・・・・・」
ヴォイド君「マ、マスター気持ちは分かります。分かりますから堪えてください」
セシリー「ま、まあ極秘任務ですから、正規の兵士をつかうのは憚れるんでしょう。取引のこともありますし」
Traitor「ふん、仕方ない、じゃ、せめて集められるだけ友人を連れてくるんだ」
セシリー「えっと、友達いないんですけど」
Traitor「か~、寂しいやつめ! もういい、行くぞしっかり護衛してくれ」
セシリー「本拠地に着くまでの我慢、そう本拠地に着くまでの・・・・・・」


張り切って本拠地へ向かうセシ & Traitorさん。
Traitor「しっかり俺を守ってくれよ。でなければ俺は殺されてしまうからな、ハッハッハ」
セシリー「背中にも気をつけたほうがいいですよ・・・・・・」
Traitor「お、Moonbrookに着いたな。本拠地への入り口は一軒の家の中にあるんだ。おっと、そろそろ襲撃を警戒してくれよ。奴らは俺達と目が合った瞬間、襲ってくるだろうからな」
セシリー「ほ~い」
ここでセシは先行し、あらかじめ襲ってきそうな盗賊団員をKillし始めました。始めましたが、

元同僚を当たり前のように殴るTraitorさんに呆然です・・・・・・。
セシリー「自分から殴りかかっていくのやめてください!」
Traitor「ハハハ、しっかり守ってくれよセシリー。ドカバキ」
その後もTraitorさんの暴走を止まらず、彼の通った後は盗賊団員の死体でいっぱいです。
セシリー「護衛する必要ないじゃないですか、Traitorさん・・・・・・」

そんなTraitorさんとの楽しい旅も無事本拠地に着き、終わりを告げたのです。

セシリー「只今戻りました、Gryan司令」
Gryan「おお、早かったな。おや? Traitorの姿が見えないがどうしたんだ?」
セシリー「さあ? どうしたんでしょうね、フフフ(-_-」
Gryan「まあ、いいか。報告を聞こう」
セシリー「はい、Moonbrookの奥にある1件の家が、彼らの本拠地への入り口でした。少し入ってみたところ、中は坑道になっているようです」
Gryan「そうかよくやってくれたセシリー! VanCleefはその奥に居るに違いない。セシリーよ、君に最後の任務を与える。彼らの本拠地に潜入し、VanCleefを暗殺してくるのだ。あの男を殺すことは非常に残念だが、これもWestfallの全市民を守る為。非難は私が全て引き受けよう!」
セシリー「えっと、その流れでいくと非難を受けるのはセシっぽいんですが・・・・・・」
Gryan「さあ、いけセシリーよ! 私にVanCleefの首を持ってくるのだ!」


クエスト受けた直後に、ChannelでVCメンバー募集の文字が見えたので入れてもらい潜入~。再びVCへ赴くセシ、今度は一体どんな笑いが待っているのか!? でも、詳細を書くと日記がいつまで経っても終わらないので、内部の様子は12、13話を参照してください(^^; Rollは絶好調で、ほとんどのCloth Itemもらったものの、今回も大砲撃てませんでした(p_;

う~ん、魔法のせいで顔が映ってないけど、アイコン見る限りかなり美形なVanCleef様。ちなみにVC戦はまたもGroup半壊、なかなかきれいに勝てませんね。セシは前回の教訓を生かし、とにかくVCの頭を拾うことに専念したら生き残れました :D

Gryan「おお、セシリー。よく戻ってきたな、任務は果たせたのか?」
セシリー「はい、これをどうぞ」
Gryan「VanCleef・・・・・・いや、感傷は後だな。本当によくやってくれたセシリー。君の勇気はすばらしい。People’s Militiaを代表して、いやWestfall全市民に代わってお礼を言おう。ありがとう」
セシリー「いえいえ。でも、これで『アーカーバダンナ』との戦いも終わったんですね」
Gryan「それは違う。VanCleefは死んだが、彼は一幹部にすぎん」
セシリー「そうだったんですか」
Gryan「だがそう悲観することはない。これは始まりなのだ彼ら『アーカーバダンナ』終焉の日へのな」
セシリー「そうですね。また何かあったらいつでも声をかけてください、報酬つきで」
Gryan「ああ、もちろんだとも。最後にもう一度お礼を言うよセシリー」

こうして人々を救ったセシリーの名は、Westfall中に響き渡るのだった。
おしまい


補足

最後の名前をShoutされるのは、ちょっと恥ずかしかったり(^^; NPCの会話はちょこっといじってますけど、ストーリーは大体こんな感じだと思います。できればGryan司令を護衛しVCに向かい、かって共に戦った仲の2人が船の上で一騎打ちを演じる。とかだったら個人的には燃えるんですけど、それじゃあセシ達Playerの出番がなくなってしまうので、これでいいのだと思います。Gryan司令の言葉通り、Defias Brothehoodとの戦いは、Stockadeへ場面を移し続いていくようです。あっちも機会があれば書きたいと思いますけど、すっごい長いんですよね(^^;

今日のサービスショット

RobeはVCからDropしたもので性能もいいですが、へそだしルックがお気に入り。背中の杖はQuestのRewardです。


VanCleefさんの首、これを入れた鞄は廃棄しました。呪われそうだし・・・・・・。

次回予告

VCでの激闘を終え(基本的に役立たずでした)新たなる土地へと旅立つセシリー。
そこで待っていたのは、ビリー君に似た子供だった!?
???「じゃあ、そういう訳だからちょっくら取ってきてね。セシリー」
セシリー「月のない夜には気をつけるんだよ、坊や・・・・・・」
果たしてセシリーは、あふれでる殺意を抑えることができるのか!?
次回「湖に落ちたWarlock~実は水の中得意なんですよ~」 乞うご期待!


Played in 2005/09/12

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