弟31話 光を求めて

WoW

SFKを後にしたセシたちは週末ということもあり町に帰らずそのまま次のInstanceへ。DoraさんのWarrior QuestでBarrensにあるRFKという場所に向かいます。Barrensを通るならとOrb Quest Itemが揃ったセシは一人別行動させてもらいリポートしに走りました。
Akiho「リポート終わったらSummonしますね~」
ありがたや~。Summonする側のセシが迷子になったり、集合遅れたりとかでいまいち目立たなかったSummonですが、しっかりしたWarlockが使えばホント便利ですね~。

Barrens中央の道沿いに立てられた小さなテント、そこに佇む2人の男たち。
Takar「Doan見てくれ。ついにAdbanced Sheep Bombが完成したぞ!」
Doan「え、それって普通のSheep Bombとどう違うんだ?」
Takar「フフフ、よくぞ聞いてくれた。外見がよりリアルになって体毛にも本物のウールを使用したのだよ!」
Doan「へ~、でもどうせ爆発しちゃうのにそんなところに凝らなくてもいいと思うが・・・」
Takar「分かってないな~。一見無駄に見える細部に拘るのがGoblin、Gnome共有のエンジニア魂なのだよ」
セシリー「いや、やっぱり意味ないと思います。こんにちわ~」
Takar「おお、君はサキュパスQuestの時のWarlockだね。遂に私の後を継いでエンジニアを極める気になったんだね!?」
セシリー「いや、それはUzukiさんが恐ろしい速さで習得中ですから。それより今日はOrb Questの報告に来ました」
Doan「ああ、随分遅かったね。もう私もQuestの内容忘れてしまったよ、ハハハ」

やったー!
BFD、SFKそれぞれで取ったItemを渡し遂に『Orb of Sornauk』ゲットです。わ~い。性能的にはステータスアップがなくちょっと微妙ですね。でもでもEffectに注目!効果は3秒ごとに25Health回復し、30秒で合計250回復。一見大したことないように見えますが、WarlockにはHealthをManaに変換し回復するLife TapというSpellがあるのです。

つまりLife TapでHealthをManaに変換し、このオーブのEffectでHealthを回復。これを繰り返すことで無限のManaを得られるはず!フフフ。よい、よいぞ~。Warlock最強伝説の幕開けですね! よ~し、Mana減ってないけどLife Ta~p! あ~んどオーブクリィィック!

おお、ちゃんと回復してるよ~(^^/ もう1回~。クリック、クリック。あ、あれ? オーブHeal発動しませんよ? それになんかオーブのアイコンが灰色に・・・ま、まさか。
CoolDown(Recast Time)29min
えええええ!? Cooldownあるのー? しかも30分って長すぎだよ!! つ、使えないこれ。みんなに頼み込んで2つのInstance回って散々苦労した結果がこれって(p_; Warlock最強伝説が遠ざかったところでSummonされ今日の冒険はじまり、はじまり~。

やってきた場所はRFK(Razorfen Kraul)、Warlock同様WarriorにもクラスQuestがありDoraさんはここで出るItemでCompみたい。セシもみんなもここに来るのはもちろん初めてで、右も左も分かりませんが適当に進みます。MobのLvは入り口付近で26+ 案外今が適正なのかも?

少し進んだところでUzukiさんがあることを試したいと言い出し、セシが撮影用にもらったSheepBombをUzukiさんに返しました。何をするのかと見ているとMobを羊にしてしまいました。これで準備が整ったらしい。んん?

Uzuki「いきま~す!」
!?
Uzukiさんが羊Bombを呼び出しました。その前には羊にされたMobが!U、Uzukiさん~!?
ええ!?
羊に羊が!? そして次の瞬間
どっか~ん
粉々になった羊Bomb。ひ、ひどい。ひどすぎますUzukiさん……あはははは。いや~エンジニア楽しすぎですねw以外に実用的なItemを生産できるエンジニアですが、見た目はとにかくばかっぽくがテーマな気が(^^;
ゴゴゴゴッ
そんな羊マスターUzukiさんを生かしてはおけんと、いのししの集団が突進してきました。
む、これは!
う~ん、このいのししどこかで見た気が・・・あ!
無断掲載 ドキドキ
ジブリからの出張でしたか!
セシリー「これ、もののけ姫で出てきたやつだよね!」
みんなに同意を求めますが、反応はいまいち。『もののけ姫』はいまいち好きじゃないのかな~。

さてさて本来の目的であるDoraさんのQuest Itemはあっさりその辺のMobからDrop。時間大分遅かったんですが、せっかくなのでもう少し奥へ進むことになりました。道がさっぱり分からないので、セシの目玉Spellで偵察・・・むむ、なんかいるー!

Quest持ちのGoblinが居たのでそちらに向かいます。
ゴブさん「おお、きゃっほ~! やっと助けに来てくれたか」
お久しぶりのゴブさん
数々のゲームに登場するゴブさんことゴブリンですが、どのゲームでも威勢がよく笑顔が素敵ですね(^^/
セシリー「ゴブさんは相変わらずいつでもどこでも困ってますね。ハハハ」
ゴブさん「うむ、やっぱりゴブリンでも人間でも楽をしようとしちゃいかんよ。ハハハ。では出口に向かってLet’s ゴブゴブ♪」

やっぱりというかお約束のエスコートQuestみたいです。
ゴブさん「みなさま~右手の坂を上がると、このRFKの主Charlga Razorflankの部屋に着きま~す」
セシリー「おお、ここのボスか~。ぜひTryしてみたいね」
ゴブさん「こらこら、わしらは出口に向かうんじゃ。そんな危険なとこには断じて行かせんぞ!」
セシリー「それなら、初めから紹介しないでよ!」
ゴブさん「え~左手の堀にはブルーリーフという珍しい植物が生えております。その価値は黄金と同じくらい価値があるのです」
セシリー「ひ、拾う~!($w$/」
ゴブさん「こらこら、わしらには寄り道している時間なんてないぞ! このInstanceはいのししの集団が定期的に周回してくるのだからな!」
セシリー「だ~か~ら~、それなら初めから言わないでってば~!」

出口までの道のりにはそれなりにMobが配置されており、それを倒しながら進みます。
ゴブさん「おおっと、ストップじゃ諸君!」
よく喋るな~ゴブさん・・・。
ゴブさん「このコーナーの先から禍々しいオーラを感じる。危険じゃよデンジャーじゃよ!」
セシリー「はいはい、お約束でMobがPopして襲ってくるんでしょう?」
ゴブさん「な、なんでオチ言っちゃうかな。君は!」
セシリー「ふぉふぉふぉ、捻りが足りませんなゴブさん」
とにかく喋りまくり、Mobが襲ってきたら一緒に戦ってくれるゴブさん。というか27Eliteなんだから一人で出口まで行ける気が(^^;
ゴブさん「む、風が出てきたな。出口が近い証拠じゃ、ここまで茨の道だったのう」
セシリー「道はそうでもなかったけど、セシたちの口調が茨っぽかったですね・・・」

5~6分後、ようやく出口に到着~。
ゴブさん「やった~、ありがとう友よ! これはほんのお礼じゃ、遠慮せず受け取ってくれ」
RewardはInt +6、Agi+6、Str+6が上がる3つの指輪から1個選ぶものでした。Doraさん以外は迷わずInt +6の指輪を選択。
Dorawan「Stamina Upねええええええ!!」
ご愁傷さま(-_-

ちょうど出口に着たし正直眠いのでそろそろ帰ることに。
Akiho「あ、せっかくだからこの近くのFP(Flight Point)作ってこ~」
おお、Horde ZoneのBarrensにAlliance側のFPあるんだ?詳しく聞いてみるとBarrensにはさすがにFPないみたいで、隣のZoneのThousand Needles(以下TN)にあるらしい。

ほほう
RFKを出て少し南に行った所にリフトというかエレベーターがありました。これに乗って降りればTNに着くみたい。とりあえずAkihoさんがお約束の転落死(-_-/

ハッハハ、あわてん坊さんめ。こう慌てずにエレベーターが着いたときに乗ればだね。

Uzuki「落下死した人が・・・」
Momoca「・・・・」
えっと、あれだよ。ただ乗るんじゃつまらないからエレベーターの屋根に乗って降りようとしたら、勢い余ってその・・・早くWarlockにセーフフォールが導入されるといいですね!

Rezをもらってあたりを見回してみると、周囲はグランドキャニオンみたいな感じでした。
Akiho「左ね~」
Dorawan「あれ、右じゃない?」
む~、どっちなんだ。
Uzuki「Horde!」
う、道に迷っている場合じゃありません! やはりBarrensが近いせいかMiddle LvのHordeが多いですね。

まず初めに遭遇したのは32Undead Rouge。他の4人には目もくれずMomoに集中攻撃してきました。Momoが自分にシールド(EQのRuneみたいな魔法)をかけている間にDDをCast開始。ふう、WlkのDDは詠唱長いんだよね;Healthが半分に減ったところでさすがに1 vs 5では敵わないとみたのか、セシたちに背を向けました。逃がすか~!

トドメのDDを詠唱しますが、Rougeのスキルらしい『ダッシュ』でみるみる引き離されます。なんとか見失わないように追いかけていると、『ダッシュ』は短時間しか持たないらしく、通常のスピードに戻りました。今度こそトドメを!
Undead Rouge「ニンニン!」
『ダッシュ』が切れた直後に飛び上がるRouge。すると彼の姿が透明になっていき、まったく見えなくなってしまいました。これが噂の『ステルス』ですか!ダメージを受けると『ステルス』は解けるのでUzukiさんがAE DDを放ちますが、Rougeはすでに遠くまで逃げおおせたみたい。なんでDoT入れとかなかったんだセシ(-_-;

あっさり逃げられてしまったセシたちは、先頭をAkihoさんからDoraさんに代わってもらい再びFPを目指し走ります。
Akiho「おかしいな~、矢印通りに進んでたんだけど」
どうやらAkihoさんはMapに近くの町やFPが表示されるUIを使ってるみたいです。ふむふむ。
Dorawan「ああ、その矢印Hordeの町だよ」
Akiho「あw」
A、Akihoさーん!?

危うくHordeの町に突撃するとこだった(^^; その後はうっかりGuardに突っ込んでしまい半壊したりしながらも、ようやくFPにたどり着きこの日の冒険は終了するのでした。

補足

う~ん、念願のOrbにCooldownがあったのはかなりショックでした。これ以降1回も使ってなかったり・・・。BFD、SFKと付き合ってもらったのにごめんなさいAll(>_<;

次回予告

念願のOrbを手に入れたが、Wlk最強伝説が逆に遠のいてしまったセシリー。
セシリー「こうなったら新しいPetで最強伝説を打ちたてよう。ね、ヴォイド君!」
ヴォイド君「キューズ先輩、サキュ姉さん、そしてぼくに続く新たな仲間。はあ、これでぼくの苦労も少しは軽くなるといいんですが」
果たしてヴォイド君はセシリーのお守りから解放されるのか!?
次回「4番目のあの子~キモイとかいうなあ!~」 乞うご期待!


Played in 2006/02/12

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