弟21話 荒れ果てた岩山を越えて

WoW

Lv23のセシにひたひたと忍び寄る影。そう、またもやLvが上がって18になりセシを完全にロックオンしたDora & Momo。ま、まずい。このままでは抜かれるのも時間の問題だ。
セシリー「Doraさん」
Dorawan「ん?」
セシリー「ちょっと体育倉庫裏までつらかしなー!」
Dorawan「!?」
セシを脅かす悪い若い芽は今のうちに摘み取っておかねば! Lvが5も差があるのにDuel申し込んで見ました :D

根っからの戦士、Doraさんはもちろん快諾。フフフ、ぼっこぼこにしちゃるけんのう~。Duel Starting。3、2、1 カーン!まずはDoTを入れてと……あ、あれ!? 開始と同時にすばらしいダッシュでセシに肉迫し(WarのArtsみたい)、StunをかますDoraさん。と、とりあえずキューズ君(Imp)に攻撃命令を。Stun時間はそんなに長くなくm3秒くらいで自由の身に。よし、Shadow Boltを食らうがいい! この時点でWlk最強のDD、Shadow BoltをCast開始。だが、しかし! 殴りながらセシの周りをくるくると回りはじめるDoraさん。む~、一体何を? 何度かCast中断されながらようやく詠唱終了。いっけ~!
Target Needs to be in front of you.
なにー!? 魔法を唱える時は対象の前面に立ってなければいけません。それをうまく逆手に取った戦法みたい。くう、なんでこんなに戦い慣れてますか。さっとHPを確認すると、お互い半分近く減っています。いけないこのままではLv5下相手に負けてしまう。こうなったら牛さんの亡霊を呼び出し相手を恐怖のどん底に陥れ逃走させるWarlock最終奥儀Fear~! 最早Lv5上のプライドをかなぐり捨てDD、DD、DD~!


はあ、はあ。危なかった(@_@; まさか禁じ手にしていたFearを使うところまで、追い込まれるとは思わなかったよ。

続いてDorawan(Warrior) vs Uzuki(Mage)。Uzukiさんが相手の足を凍りつかせ動けなくする魔法などで、距離を取ろうとしますがRecast遅いのか接近されDoraさんが勝利。WarlockもそうだけどCasterは接近されると弱いですね。HPもACもないし。そして最後は夢の夫婦対決、Dorawan(Warrior) vs Momoca(Priest)

SSの通りDoraさんのおこづかい上げて攻撃により、Momoは防戦一方に。Shield(一定量ダメージ吸収、ヴォイド君のサクリファイスみたいな感じ))や、HealなどするもDoraさんが押し切りました。この勝利によりDoraさんのおこづかいが上がったかどうかは謎。むしろ下がったんじゃないかと予想(-_-/

ああ、さらっと流してしまいましたが、UzukiさんはRoseのお友達でGnome(男)Mage。Lvが近くさらに1stということもあり、この出会い以降いつも一緒に遊んでいまする。一通りDuelバトルも終わり、Uzukiさんのお友達Akihoさん(Warlock)を加え、LakeshireがあるRedridge Mountainへ。

Lakeshireで5、6個クエストを受け、まずオークを倒し斧を集めるQuestから。ここのオークはLv20前後。ソロで狩るくらいでちょうどいい感じですが、大抵集団でたむろしています。まあ、こちらも今回は5人のフルグループ。DD唱え終わる前に死んじゃうくらい、さくさくKilled。順調に狩っていたのですが、AkihoさんがLD。
セシリー「じゃあ、ちょっとQKかな。戻ってくるの待ってよう」
Uzuki「ほい~」
みんなにわとりを出したり、裁縫したり、クワッ クワッしたりとリラックスムードの中。一人だけ姿が見えないDoraさん。そしてやっぱり減っていく彼のHP(^^;

Dorawa-n!! セシたちが駆けつけた時にはすでに、Doraさんはオークと仲良く添い寝してました。そして残ったオークたちはこっちにまっしぐら。セシはこの時Petが居なかったのですが、タイミングよくAkihoさんが戻ってきてくれてなんとか撃退。いや~、UzukiさんのCCに助けられましたね。

前にもちょろっと言いましたが、WoWではどのクラスでもCC(Cloud Control)する方法が用意されています。WlkではPet、HunterではTrapなど。単純にMezやRootだけじゃないのがセシには新鮮。UzukiさんたちMageのCCはMezの一種なんですが、Mobを寝かしつけるのではなく。

羊に変えてしまうというもの、あはは。羊にされたMobは攻撃することもCastすることも出来ず、自分の意思とは関係なくその場をうろちょろとしてしまいます。以前、セシはVC行く前の洞窟で鶏にされてしまいましたがあれはNPC特有のSpellみたい。まあ、どっちも馬鹿っぽくてセシは大好きですw ただ残念ながら羊にできるのは1体までで、他のMobにかけてしまうと解けてしまうようですね。

そこでセシがヴォイド君を出し3体以上きたら、1体目Doraさんで集中攻撃、2体目は羊に、3体目はヴォイド君にがんばってもらうことにしました。この戦法がばっちりはまって安定して狩りを続けるセシたち。町から少し北に行った所にある丘の上でCampしていたんですが、その先にあるEliteオークたちの砦にまで手をだしてみたりとやりたい放題。

しかし、そんなセシたちに襲い掛かったオークたちの逆襲! 突如として襲い掛かる7体のオークたち。一体どこからこんなに!? 答え:Eliteに手を出した分そのKillに時間がかかり、通常のオークのRepopが重なった(@_@; これまでのまったりムードが一変して、緊迫ムードオン。みんな喋る余裕もなく戦闘に集中。Doraさんは少しでも多くのMobを引きつけようと戦場を駆け回り、Uzukiさんは羊 & DDで数を減らし、セシはヴォイド君を1体にぶつけ別の1体と1 on 1でバトル開始。

SS撮りたかったけど、撮る時ラグが発生するので撮れませんでした。残念なり。ぼろぼろになりながらなんとか1体をKillし、後ろを振り向いてみるとみんなも健在で残るMobは羊1、ヴォイド君のが1。きっちり1ずつ殺し、死者0。Yeah~。ああ、やっぱりセシはこういうぎりぎりの戦いが好きですね~。他のみんなと危なかったね~とかやったね~^^ とか言い合い生まれる連帯感。ところが。
Akiho「なんか眠くなっちゃったので、落ちるね~」
そ、そんなバナナ!? 結構激戦だったと思うんですが、Akihoさんにはそれでもまったりに見えたんでしょうか(^^;

ちょうどきりがよかったので一旦町へ戻り、時間も遅いし簡単なQuestだけこなすことになりました。今度のターゲットはLake Everstillの恐ろしくかわいいあの魔物。

あまりの可愛さにUzukiさんがノックアウト!

セシもMomoのこの一言にノックアウトされ、この日の冒険は終了したのです。

おまけ

別の日のRedridge Mountain(以下RM)、セシがまったりソロしていると突然、Lokthhという名の牛さんShamanに襲われました。Succubus Questの一件以来、Hordeにどう接したものか迷い中のセシですが、売られた喧嘩は買いますとも。周りに居たAlliance Playerと協力してKilled & Laugh(大笑いするやつ)。セシは1回しか殺していませんが、General ChatではまたあのShaman来たよ~と流れていたので、その後もLakeshireに突撃を繰り返していたみたい。何かQuestで来てるのかな?

さて、後日Questで攻め込むことになるであろうEliteオークが集まる砦を目玉で偵察。


目玉……WarlockのSpellの一種で、緑の目玉を呼び出し、それをコントロールして偵察することができる。初めはMobまったくAggroしないのかと思ったらそんなことはなく、割とぷちぷち殺されます(Hate感染はなし)




偵察を終えソロでは無理だろうと確認し、Lakeshireへ戻ってみると。

Lokthhさんが元気いっぱいで向かってきました。というかまだ諦めてなかったんだ(^^; かる~くGuardさんと協力して瞬殺しようと前へ出るセシ、んん? よく見ると隣にもう1Hordeが居ますね。えっと名前はLokth、まさか2Acc!? Lvがどくろ(おそらくLv60)だったので、慌てて町へ引き返し振り返ると……ついてきてる~!?
セシリー「Guardさんは何やってるんだ! ヴォイド君、サクリファイスGo~!」
確かにGuardに殴られているんですが、別に気にした様子もなくセシを追いかけるLokthさん。Lv60にとってはこの時のヴォイドシールドの上限700ダメージなんてあっという間らしく、あっさり破られ死亡。セシ以外にも狩りをしていたLv20代のPlayerが次々と殺されたみたいで、続々と墓場に人が集まってきます。

このまま引き下がれるか!

ちょうど通りかかったLv60Druidさんを先頭に、討伐隊が結成されました! セシもどさくさにまぎれてDoT入れたり、DD撃ったりしてみました :D しかしながら向こうはLv60 x 2。セシたち20代Playerをまったく無視し、Lv60Druさんに集中砲火。Druさんも熊に変身したりとなんとかがんばるも死亡。残されたセシたちは蜘蛛の子を散らすように逃げましたが、追いつかれて本日2度目の死亡~。討伐隊壊滅~。このままLakeshireはHordeに占領されてしまうのか!?

初めにLv60のほうのLokthさんが来てから30分が経過し、Hordeの数も3人に増えてしまい狩りに出かけることが出来ません。セシも、もう前には出ず墓場から目玉を飛ばしこそこそ状況を観察。

騒ぎを聞きつけたのかLv60Druidさんが知らせたのか、4人ほどのLv60Playerが駆けつけていました。さすがのLokthさんも瀕死。あ、セシにも一発殴らせて!

現場に着いた頃には戦闘終了してましたが、まるでセシも一緒に戦ったように振舞ってみたり(-_-/ こうしてLv60PlayersとなんちゃってHorde Slayerの活躍により、Lakeshireの平和は守られたのであった。


次回予告

初めてのInstanceダンジョンとして、色々な衝撃を与えてくれたVC。
すっかり肩を並べるまで成長したDora & Momoと共に、今再び訪れるのであった。
セシリー「今日こそ、今日こそは!」
一人燃えるセシリー、そう目的はただ一つ。
セシリー「今日こそセシが大砲を撃つんだ!」
Gnome U「あま~い!」
セシリー「!?」
果たして大砲発射の栄光は誰の手に!?
次回「燃えろ闘魂、第3回大砲発射選手権」 乞うご期待!


Played in 2005/10/26

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。