第08話 ソウルイーター

WoW

ダークマスターから新たなる僕、ヴォイド君を授かったセシリー。
セシリー「よし、じゃあ早速Westfallのゴーレムに復讐だ。出でよ、ヴォイド君!」
しーん・・・。
セシリー「あ、あれ? ヴォイド君出ない・・・。呪文省略しちゃったからかな、もう一度。我が心の闇、その奥底で眠る暗き魂よ。今こそ我が前に立ち我を守る盾となれ、Summon Voidwalker~!」
しーん・・・・。
セシリー「で、出ない。何故?」

ダークマスター「ああ、言い忘れていたが、ヴォイドを呼ぶ際には魂がひとつ必要になる」
セシリー「魂を使うなんてそんなこと・・・」
ダークマスター「どうしたんじゃ、セシリー。今になって怖気づいたのか?」
セシリー「まって、まってよ。さっき呼び出したときに使った魂は? まさかセシの!?」
ダークマスター「あ、いやいやあれはスレーナの魂じゃ。安心せい」
セシリー「そっか、よかった。他人の魂なら全然OKですね、あはは」
ダークマスター「うむうむ。すっかり黒くなってわしはうれしいぞい、セシリー。わはは」
セシリー「でも、どうやって魂を封じ込めるんですか? あ、スレーナさんの魔法のチョーカー使うのかな」
ダークマスター「いや、あれはわしのじゃ。お前には他人の魂を石に封じ込める術を授けよう。我々Warlockの間でSoul Shard、もしくはSoul Stoneと呼ばれる術じゃ」
セシリー「分かりました。早速、使ってみますね~」
ダークマスター「うむ、これからも腹黒く生きるんじゃよ~」

セシリー「えっと、どこかに手ごろな犠牲者はっと・・・。あ、あの人でいいか、こほん。全ての生命に宿りし純白の魂よ、我が闇の糧となるがいい Drain Soul~!」

Defias Wizard「ぎゃ~。た、魂が吸われていく~。ス、スターウォーズ3部作の主役って、結局オビ=ワンだったよね・・・・がくっ」
セシリー「よし、Soul Shardできた~。出でよヴォイド君!」
しゅわわ~ん。
ヴォイド君「お待たせしましたマスター、僕が来たからにはもう安心。さあ困っている人を助けようではないですか」
セシリー「君を呼び出す度に、困っている人が一人増えるんだけどね。ぼそぼそ」
ヴォイド君「え、何か言いましたか?」
セシリー「いやなんでもないよ。じゃ、Westfallに向けて出発しようかヴォイド君」
ヴォイド君「はい、マイマスター」

はい。またまた冒頭から暴走しがちですが、ここから気を引き締めていきましょう。Lv10になりPetではヴォイド君、そして新Spellが色々増えました。中でも注目してほしいのが、Create Healthstone! 効果は使うとHPが100回復する石を作るというもの。触媒としてSoul Shardを1個使いますが、とっても便利。しかし、Recastがあり、さらにストックを作ることができず、常時持てるのは1個までです。

でも、HealthstoneとHeal Potionを交互に使えば、ソロで生き残る確立がぐんっとアップですね。
セシリー「そんなわけで第6話で、ぼっこぼこにされたゴーレムに復讐ですよ。ヴォイド君!」
ヴォイド君「あ、ちゃんと作戦立てましょうね。前任者のキューズさんから、あなたの無謀ぶりは聞いてますから」
セシリー「はいはい、分かりましたよ。まあ~、ヴォイド君にがっちりKeepしてもらって、セシは後方からSpellを」
ヴォイド君「安易ですが、ま、そんな所でしょう。あんまりHate上げすぎないでくださいね、マスター」
ちょこっと戦ってみて分かりましたが、ヴォイド君はWarriorタイプみたいです。HPも多くStun系の魔法を使うので、MobをがっちりKeepしてくれるナイスガイ。でも、キューズ君と比べると攻撃力が見劣りします。ソロではヴォイド君、グループ戦ではキューズ君と使い分けるのがいいのかも。
セシリー「OK~。Let’s リベ~ンジ!」

セシリー「この前はよくもやってくれたな謎のゴーレムめ! 受けろセシの呪いCures of Weakness!」


Cures of Weakness・・・Warlockの呪いSpellの一種で、対象から受ける被ダメージを減少させる効果がある。Warlockの呪いには色々なSpellがあるが 、1体の対象にかけられる呪いは1種類まで重ねがけはできない。


Harvest Watcher「ピー、ピー。また貴方ですか。もう問答無用で強制退去を実行します、ドカバキ」
セシリー「あ~れ~、タースーケーテー。ヴォイド君」
ヴォイド君「任せてください。Stun系Spell Torment、え~い!」
Immue(^^/
セシリー「ヴォ、ヴォイド君。なんかStunしてないように見えるんだけど」
ヴォイド君「どうやら、このゴーレムはStun系無効みたいです。マスター!」
セシリー「いやああああ!」
Dot入れて逃げ、後からヴォイド君に殴らせてます(せこいって言うな!
セシリー「お、追いつかれた! しかも、Stun食らって動きが鈍く。うわ~ん」
ヴォイド君「あ、ちょうどこっちが立てた作戦をそっくりそのまま返されましたね、マスター。あはは」
セシリー「笑ってる場合かい! え~い、Healthstone & Heal Potion!」
HPが一気に170回復!
Harvest Watcher「ピー、ピー。無駄です、無駄無駄です。ドカバキ」
セシリー「ああ、せっかく回復したのに(>_<; もうこうなったらあれしかない!」
ヴォイド君「あ~、もうこっち向けってば、ぽかぽか。え、マスター、まさかあれを!?」
セシリー「Warlock最終奥義、出でよ牛さんの怨霊Fear~!」
Immue(^^/
セシリー「し、しまった。ボルドーさんの怨霊にしとくんだった・・・がくっ」
ヴォイド君「あ~あ、死んじゃった」

う、う~ん厳しいです。Harvest Watcherの中でも1番Lv低い、14のMobのみ狙ってるんですが、3回に1回は死んでしまいます。ヴォイド君のTormentが効かない分、Hate Keepは彼の与えるダメージのみになってしまいCorruption、Immolate2種類のDoT入れると、すぐこっちに向かってきます。かといって手を緩めるとヴォイド君死にますし・・・。
セシリー「よし、謎のゴーレムはあきらめよう!」
ヴォイド君「あきらめるの早っ!」
セシリー「そこがセシのいいとこだってボルドーさんも言ってたよ。さ、行くよヴォイド君」
ヴォイド君「しょうがないですね~」

Salden Farm’sの本当の主Salma Saldeanさんから受けたQuestをこなすことにします。その内容はWestfall名物、Westfall Stewを作りたいから材料を獲ってきてほしいとのこと。その材料とは

  • Goretusk(イノシシ)からGoretusk Snouts
  • Fleshripper(鳥)からStringy Vutulere Meat
  • Murlocs(かわいいカメレオン)からMurloc Eye
  • Harvest Golem(WatcherのLv低いタイプのゴーレム)からOkra

を、それぞれ3つ使うみたいですね。Murlocの目玉を入れるのがなんとも言えないですけど(^^; Goretusk Snouts、Stringy Vutulere Meat、Okraは比較的簡単に集まりましたが、問題はMurloc Eye。一体どの辺にMurloc達は居るのかさっぱり分かりません。と、ここで想い出したのが第4話でウイリアムさんが言っていた事。すなわち、Murlock達は海の中にしか生えないCrystal Kelpをコレクションするという、ハイソかつエクゼクティブな趣味を持っているという話。

そうだ、海へ行こう!

予想通りMurlock君は居ましたが、彼らホントに見た目はかわいいのに凶暴で、しかも足が速いです(@_@; Aggro範囲も広く、気がつけば2、3匹に囲まれてぼっこぼこに、なんてこともあるかもしれません。無事すべての材料を揃え、Saldenさんにお届け~。

ちょっとおっかない調理場でしたが、喜んでくれたようです。Westfall Stewを3個とそのレシピをくれました。そして報酬ExpでLv12にDing~。

セシリー「よし、もう大丈夫だろう。今度こそゴーレムを倒すよ、ヴォイド君」
ヴォイド君「懲りないですね~、マスター」
Lv2差になっても相変わらず痛くて何度か死にそうに(@_@; とここで、突然外人さん必殺、無言Inviteが! Joecoleという名のMageさんでした。Joecoleさんは2ndらしく物知りさん。チャンスとばかりに、前から疑問に思っていたことを聞いてみました。
セシリー「この辺で狩っているとよくLFG VCって聞きますけど、どこにあるんですか?」
Joecole「ああ、Lv17~26の間だけ入れるInstanceダンジョンのことよ。Elite Questの1つでもあるわ」
セシリー「なるるん」
Joecole「貴方1st Charaって言ったわね。Warlockを選ぶとはなかなかいい選択ね」
セシリー「あ、そうなんですか~。あ、そういえばJoecoleさんの1st Charaは何のClassなんですか」
この質問で何故かJoecoleさんは暗くなりました(^^;
Joecole「セシリー・・・」
セシリー「はい?」
Joecole「もし、貴方が2ndやることがあってもPaldainだけはお勧めしないわ。フフフ(-_-」
セシリー「そ、そうですか」

WoWではどのクラスでもソロ可能ですが、Lv60のMageが楽々倒せるようなモンスターにPalは苦戦するとか。
Joecole「話題を変えましょう。あなたProfessionは何にしたの?」
Professionって何だろう? 多分、生産のことだろうと思いCookingですと答えました。
Joecole「いえ、それはSecondaryね」
詳しく教えてもらったんですがProfessionは2つ。Secondaryは3つまで選ぶことができるようで、各Classに向いているProfessionがあるとのこと。
Joecole「待ってて、今Warlockに向いているProfessionを調べるわね。えっと、TailoringとEnchantingみたい」
セシリー「なるるん。わざわざありがとう~」
Joecole「あ、ほら話ているうちに必要数のゴーレム倒し終わったわ。報告に行きましょう」
セシリー「はい~」


お揃いのRobeをもらってパチリ。こうして無事リベンジを果たし、新Robeを手に入れるセシリーなのでした。Joecoleさん、色々ありがとう~。


補足

今日のサービスショット

EQ1、EQJEと一緒なGuildでPlayしたRoseこと、Rosenkreuz。変わってないな~、Rose(^^;

次回予告

リベンジを果たし、目的のNew Robeを手に入れご満悦のセシリー。
だが、その前に新たなる敵が立ちはだかる!
???「命が欲しければ、荷物まとめて置いていきなバウー」
セシリー「ああ、困ったな」
???「へへへ、そりゃ~そうだろう。だが、さっさと決めなバウー!」
セシリー「この新しく手に入れたRobeと、今までのRobeどっちが似合うと思います?」
???「何のことで悩んでるのあんたー!?」
果たしてセシリーはどちらのRobeを選ぶのか!?
次回「Gnoll族のノルさん登場~趣味は散歩です~」 乞うご期待!


Played in 2005/08/21

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