第13話 この命尽きようとも~VC潜入!(後編)~
笑いが止まらないまま扉をくぐるとそこには。
すごいや、ゴリアテは本当にあったんだ!(まて
こほん・・・・・・巨大な武装船が建造されていました。そう、採掘士が鉄を掘りゴブさん達が材木を切り出していたのも、すべてはこの武装船のためだったのですね! う~ん、いけない。もうLv17のセシの手には負えそうにありません(^^; 応援とSS撮るのをがんばろうとこっそり決意し、みんなの後についていきます。
しかし、ここまでのナイスチームワークはどこへやら。突然みんなばらばらに戦い始める。
セシリー「どうしちゃったの、みんな!」
多分今まで狭い洞窟だったので、開放感からばらばらに歩き回ってしまったのかな・・・・・・。そんなみんなの心が、1人の死によって再び1つになったのです。
Bozzzzzzooooooooooo!
(NanncyさんのPetクマ、Bozzo君殉職・・・・・・)
はい、すいません。真面目にいきましょう(^^; どうやらBossのVCこと、Van Cleefはこの船の1番上に居るみたい。Bozzo君の死によって結束が高まったセシ達は、いよいよ武装船に乗り込もうとしますがその前に1匹の牛が立ちはだかる。
Mr.Smite「長かった、本当に・・・・・・待っていたぞセシリー!」
セシリー「!?」
黒き牛、Mr.Smite。
Mr.Smite「第1話で貴様に殺された牛さんの恨み、今日こそ晴らす!」
セシリー「ま、まだ牛さんの呪縛から逃れられないのか(>_<;」
Mr.Smite「フハハ。食らえ必殺、ギュウドンフッカツマダデスカー!」
Mr.Smiteが斧を振り上げると、セシ達の動きが止まる。
セシリー「なに、何が起こったの?」
ぱにくるセシ。
Opi「落ち着いてセシリーLong Stunよ。Mr.SmiteはHPが減ってくると使ってくるみたい」
逆を言えばHPが残りわずかってことだね。よ~し、一気にいくよ。Stunが解けるのをじっと待って。
セシリー「今度こそさようなら牛さん、Shadow Bolt~!」
Mr.Smite「ぐわあああ、私は敗れる。だが既にお前の手配書は全Tauren Playerに渡っているぞ。フハハ・・・・・・がくっ」
この話を書いてる最中ホントに牛さんPlayerに殺されたり(^^;
武装船にはかなりの数の大砲が積まれていて、やはりこの船でStormwindに攻め込むのかな? その計画を阻止するべく上層を目指すセシ達に、ゴブリンや海賊達が次々に襲いかかる。Gnomeに並んで機械に強いゴブさん達は、技術協力どころか戦力まで貸し出しているみたい。MageやWarlockらしきゴブリンまで現れてセシ達を苦しめます。
Newマント、嬉しすぎて苦しい(え)いや~、Robeも嬉しいけどマントもかなり嬉しいですね(^^ 今までもマント着けていたんですけど、短くて多分WoWやってない人は気づいてなかったんじゃないかな~。やはりダークサイドの力なんでしょうか。EQ1、2ではまったく運がなかったセシですが、WoWでは一味違うなり。もうRoll勝ちまくりですよ、ふぉっふぉふぉ(Cloth優先してもらってるんだから遠慮しましょうセシリーさん :D)
Nanncy「VCが居る部屋までもう少しね。私がここにPullするから、絶対この上から上がらないでみんな」
う~ん、Robe、マントとGetしたから次は武器かな~。このままいけばVC初TryでいきなりBoss Killできちゃうかも~。
ゴブリン「あまいわー!!」
セシリー「え、え?」
ドカ、バキャ
なんといきなり全滅Death。セシに至っては何に殺されたのかすら分からず瞬殺・・・・・・。
Nanncy「斜面を上がらないでって言ったのに〜、Insayne!」
Insayne「ええ!? 俺は上がってないぜ」
Galrath「俺も上がってないと思うが」
えっと、多分セシが原因でしたこれ。斜面を上がった覚えはないんですけど、真っ先に殴られて死んじゃったし。多分Lvが低かったせいで、Aggro範囲が広かったのかと。ごめんなさい(>_<; ちょっとItem拾いまくって浮かれてましたね。気を引き締めましょう。
NanncyさんとPetのBozzo君生きてたのが唯一の救い。他のみんなはセシも含めWestfallからCR~。死んじゃうとインスタンスの外に飛ばされるんですね。Deadmineの光の壁を再びくぐるとVC入り口で復活しました。どうやらここからは幽霊じゃなく、生身で回収しなければいけないみたい。幸いMobはRepopしないので比較的楽に進めるんですが、セシ達なるべくパトロール避けていったので結構モンスター残ってたり(^^;
武装船に向かう途中にMage、Healer向けっぽい2hbがDrop。セシは装備できないのでパスしたんですが、Rollに勝ったOpiさんがその理由を尋ねてきました。
Opi「セシリー、何故2hbパスしたの?」
セシリー「あ、装備できないので」
Opi「えっと・・・・・・町でスキル習えば装備できますよ」
セシリー「な、なんだってー!? (c)Tamariel」
人は同じ過ちを繰り返す、まったく。嗚呼、今までずっと2hbパスしてきた意味は一体・・・・・・無知はやはり罪なのでしょうか(p_; セシの無知っぷりに同情したのかOpiさん。せっかく勝った2hbを譲ってくれました、ありがとう。
ちょっぴりへこみましたが負けません。ようやく武装船に到着しCR完了。今度は慎重にPullしていき、いよいよ最上階の部屋を残すのみに。
Nanncy「はい、みんな今度こそよく聞いてね(←ちょっと根に持ってる?^^;)まずVCの前にゴブリンの船長をKillします、護衛は2人なのでまず護衛からKillね。そして肝心のVC戦は・・・・・・してね」
セシリー「OK~」
作戦も決まり、まずはゴブリンの船長Captain Greenskinから(なんかいじめみたいな名前だ・・・)
Nanncy「いくわよ・・・・・・ってもう来てる!?」
Insayne「すまぬ・・・・・・がくっ」
Rouge Playerは時に、自分のステルスを過信してしまうみたいですね。DPSの要であるInsayneさんがいきなりDeadしてしまい、そのままなし崩しに戦闘モードオン。予定通り雑魚から倒していきますがOpiさん、NanncyさんのManaが尽き、GalrathさんのHPがじりじりと減っていく。そして80%残ってるセシのMana・・・・・・ごめんなさい、ごめんなさい。おろおろしてました(@_@; とどめだけはきっちりセシがさして、なんとか勝利~。
ふう、VC前だというのにすっごい苦戦しちゃった。Manaを回復させ、作戦の最終チェック。
Nanncy「いい、みんな?」
All「Rdy~」
Nanncy「OK。じゃ、Galrath突っ込んで!」
Galrath「Charge!」
VanCleef「誰にも我らBrotherhoodを止めることはできん!」
想像していたよりかなり男前のVCと、そのボディーガード2人。Nanncyさん曰くVCはHPが減ると、ボディーガードをさらに4人呼ぶとのこと。
後日談:VCの護衛は初め2人、HP減ってきたらもう2人の計4人でした。
セシ達は唯一のHealerがPaladinのOpiさんなので、護衛は放っておいてVCに全力攻撃。セシもさすがにSS撮る暇もなく、Shadowboltを連発。ボディーガードがOpiさんに向かったので。
セシリー「Go、ヴォイド君!」
ヴォイド君「了解です、マスター」
ヴォイド君をぶつけ、なんとか剥がそうとします。
VanCleef「貴様らー! もう許さんぞ、来い護衛共!」
さらにボディーガードが召喚され、セシ達に襲い掛かる。それでも無視し、ひたすらVCにShadowBolt~!
VanCleef「ばかな! 我が野望がこんなところでー」
セシリー「やったー。ついにVC倒したよ・・・・・・がくっ」
VCはなんとか倒せたものの、セシ達に残る4ボディーガードを倒す力は残っていなく。
囲まれて一人、また一人と打ち倒されていき全滅アゲイン~(p_;
再びWestfallからVCに走りCR完了。
Nanncy「VCの首拾えなかった(>_<;」
Insayne「あ、俺拾ったよ」
Opi「私も~」
VCの首? 詳しく聞いてみるとどうやらQuestで必要になるみたい。もちろんセシは拾う前に死亡してましたけどね・・・・・・。はあ~、この辺が2ndと1st Charaの経験の差かな~。ね、Galrath君。
Galrath「あ、俺も拾いました~」
な、なんだってー!? (c)Tamariel。
こうして最後に、勝手に記念撮影撮ってVCを後にするセシリーなのでした。
補足
初めてでよく分からないままにBoss Killしちゃったけど、とっても楽しかったです。もう1度言いましょう。Alliance側で遊んでるPlayerは、是非1度はVCへおこしくださいませ~。
今日のサービスショット
ちょっと大きいけど、たまにはかっこいいSSを載せてみました~。セシCasterなのに、なんでこんなにMobに近づいてるんだろうw
次回予告
一人の男の野望が破れ、人知れず平和は守られた。
彼は何を思い戦いを挑んだのか?
セシリー「ふう、VC楽しかったねヴォイド君」
ヴォイド君「それはよかったんですけど、VCって本来Quest目的で行くみたいですよ。マスター」
セシリー「え、そうなの? じゃあ、もう1回行かないといけないね!」
ヴォイド君「Lv18近いんですから、しっかりItemも拾ってくださいね!」
再びセシリーがあの地へ赴いた時、全ての謎は解明されるのだった。
次回はVC Questを翻訳・脚色してお送り予定。
次回「VanCleefのハーレム計画~アーカーバダンナは永遠に~」 乞うご期待!
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