第36話 灰色の地Desolace~Warlockの明日は~

WoW

ここはSouthshoreの海岸。前回、新Petお披露目で見事に嫌われてしまったもぐたん。主人であるセシリーは、なんとかみんなの印象をよくしようともぐたんと一緒に特訓に励むのだった。
セシリー「Tauntとってよ、もぐたん!」
もぐたん「き、きしゃ~」
Tauntはものすごく弱く、Healthもヴォイド君ほどはなく、キューズ君やサキュ姉さんのようにDPSが高いわけでもない。もちろんCharmなどもなくCCもできない、もぐたん。

そんな彼にも一つだけ取り柄がありました。それは対キャスター戦に強いということです。もぐたんのSpellには相手が唱えているSpellを封じ、その系統のSpellを6秒間詠唱できなくなるSpell Lockがあり、さらに相手のBuffを消去し自分のHealthを回復させるという、実にいやらしいSpellもあるのです!
(あ、だめだ。ますます嫌われるよこの子・・・・)

そこで特訓の相手はSouthshoreに棲むアイドル、Murloc君キャスターVersion。ももも、っと近寄り。Murloc君の殴るたびにFrostダメージと、足が遅くなるSelf Buff Icy Armorを剥ぎ取り、Spell LockでNature DDを中断させる姿に思わず胸キュンです。
セシリー「おお、いいじゃん。やればできるじゃんもぐたん!」
もぐたん株が急上昇した次の瞬間、
ぎゃ~
Instant Castは止められない・・・やっぱりだめかもこの子(p_;

今日は新しいZoneへ行こうとのLapisの呼びかけにより、未開の地Desolaceへ向かいます。今日のメンバーはちょうどこの時期、TVでドラマ『電車男』がやっていたこともあり、DoraさんとMomoはPopしていなくセシ、Uzuki、Lapisの3人です。

Ashenvaleから南下し、Stonetalon Mountainへやってきた一行。Lapisの説明によるとここはHorde側のLv18~22くらいのZoneで、Allianceはまずいないとか。まあ、Horde側でもそんなにメジャーではないらしいので安心してSSをパシャパシャと・・・Hordeはっけ~ん! 28 オークWarです! こっちが3人と見るや躊躇せず逃走にはいりました、逃がすか~!

Uzukiさんがショートワープで距離を縮め、Lapisはチーターに変身して速度アップし、セシはSS撮りながらの追走です(1名おかしい)

3分くらい追いかけましたが、やはり土地に不慣れなこともあり逃げられてしまいました。いや~、しかし。
追いかけすぎ^^;
気がつけばZoneの中央でした、よく追ったな~(^^;

本来のルートに戻り、このZoneにあるFP(Flight Point)を登録するべく北上。
Lapis「まあ、ここは使うこと無いと思うけどね~」
Lapisの言うとおりこの後1回も使ったことありません。間違いなくAlliance側で最も使われないFPでしょう、ここ・・・。

森の守護者
そこから南下し、ようやくDesolaceに入りました。空はどんより灰色、木々も池もなく無機質な石と乾いた土が広がる土地Desolace・・・せっかく新Zoneなのに全然気分弾まないよ!?

MobのLvは30~39くらいで今のセシたちにはちょうどよさげです。さっそくQuestをしたい所ですが、まずはFP登録へ。Alliance側の拠点『Nijel’s Point』でいくつかのQuestを受け、灰色の土地へレッツゴ~。

まずはオークたちが守る砦に囚われた貴族の子供たちを助け出して! というお約束なQuestからスタートです。観光気分でふらふら走るセシたちが道なりに進むはずもなく、あっという間に囲まれました・・・。

なんとか道まで戻り追ってきたMobと対峙していると、ズドドドッと地響きが。な、なんなの一体?
逃げるんだLapis~!
コドという恐竜の群れがバトルの真っ最中に突っ込んできました。幸いKoSではなかったのでそのまま通り過ぎていってくれてなにより。

オークたちの砦を進んでいくと、祭壇らしきものがある部屋に倒れているNight Elfeが。Femeleなこともあり張り切って周りのオークたちを成敗。かっこいいとこを見せ付けたつもりが寝てるNight Elfe。
セシリー「大丈夫ですか、お嬢さん。今、目覚めのキスを!」
Dalinda「いえ、結構です! ばっちり目が覚めましたから、はい!」
セシリー「それは残念。じゃなかったよかったです」
Dalinda「お願いです、助けてください旅の人」
セシリー「もちろんです。女性だけは何があっても助けます、はい」
Dalinda「Burning Blade・・・彼が私と兄Tyranisを捕らえ、この砦へ連れてきたんです。きっと彼らは私たちをデーモン召喚の儀の生け贄にするつもりなんですわ」
セシリー「むう、許せませんねWarlock!」
Dalinda「ええ、根暗で人を呪ってばかりのWarlock。ああ憎いわ! あ、ところであなたのご職業は?」
セシリー「愛の戦士です」
Dalinda「そ、そう・・・話が逸れたわね。そもそも何故私たちがDesolaceに来ることになったか話すわね。私はこんな暗くてじめじめした土地には来たくなかったんだけど、兄がこの土地に伝わるデーモンの物語に魅せられてしまったからなの。大いなる力、全ての秘密に繋がる知識、それを手に入れるんだって張り切っていたわ。でもDesolaceについた途端このざまよ」
セシリー「お兄さんは今どこに?」
Dalinda「分からない、最悪の事態になってないといいけど・・・」

セシリー「とにかく一旦ここから出ましょう」
Dalinda「いえ、私はここに残ります」
セシリー「え?」
Dalinda「Warlockたちは私たちの護衛や使用人たちを殺しました。生き残っているのは私と兄だけです。だから私は兄の安否が分かるまではここを動きません!」
セシリー「・・・分かりました」
Dalinda「ありがとう。兄はWarlockたちに話しかけ、大いなる力の知識を聞き出そうとしました。WarlockたちはNight Elfeが自分たちの言葉を話したことに驚き興味を持ったようで、兄をどこかに連れて行ってしまったの」
セシリー「じゃあ、もうこの砦には居ないかもしれませんね。別の建物を探してみます」
Dalinda「ありがとう、お願いします」
見回りオークたちが異変に気づく前にTyranisを見つけなければ!(いやRepop早くて無理だけど^^;)

Dalindaさんが捕まっていた砦とは別の建物の中を進んでいくと、中から不気味な笑い声が聞こえてきました。
???「フフフ、すばらしい、すばらしいぞWarlockの力は!」
セシリー「そ、そうかな~?」
???「誰だ!?」
セシリー「旅のWarlockです」
???「ほう、君も大いなる力の知識を求めてやってきたのかね?」
声の主がこちらに歩いてきてその顔がたいまつの光に照らされる。その顔はどことなくDalindaさんに似ています。しかし、Dalindaさんの透き通るような白い肌と違い、彼の肌は浅黒く、目からは異様な光が放たれていました。
セシリー「あなたがTyranisさん?」
Tyranis「ん、何故私の名を知っているんだね?」
セシリー「Dalindaさんに頼まれてあなたを探しに来たんです。ああ、よかった無事だったんですね」
Tynaris「Dalinda? 誰だったか、どこかで聞いたような名だが思いだせん」
セシリー「あなたの妹さんの名前ですよ?」
Tynaris「妹? 私に妹など居ない!」
セシリー「まさか捕らえられたショックで記憶が? とにかくDalindaさんと一緒にここから出てDarnassusへ帰りましょう」
Tyranis「Darnassusへ帰るだと? 我らがBurning Blade、その憎むべき敵の地へ帰れと言うのかお前はー!!」
セシリー「Tyranisさん、あなたは!?」
どうやらすっかり洗脳されてしまったTyranisさん。最早、彼を救うには・・・。
・・・。

戻ったセシたちをみたDalindaさんは囁くように話し始めました。
Dalinda「私はずっと恐れていたわ。普段はやさしい兄が力を求めるのを。いくらHordeに攻め込まれていても、彼らと同質の力を求めるなんて私には許せなかった。だから兄がDesolaceへ行くと言ったとき私はついていった。兄を止めたかったから・・・なのに」
セシリー「これを・・・」
Tynarisがつけていたペンダントを渡した。
Dalinda「うう、兄さん、兄さーん!」
・・・まって、まってください! なんですかこのWarlock全否定のQuestは! ただでさえ嫌われているのにこれでは・・・。どこまでWarlockいじめすれば気が済むんですかBlizardさん(p_;
もう捕まらないでね~
最後にDalindaさんを砦の外まで護衛して一連のQuest終了です。でも、なんだろうこのもやもやした気分は・・・。

気分を替えて別のQuestへ。
Azore「来たかセシリー君。待っていたよ!」
セシリー「男に待たれてもウレシクナイデース」
Azore「仕方ない、女装するからちょっと待って・・・」
セシリー「すいません、セシが悪かったです!」
Azore「うむ、分かればいいのだよ。では本題だ。このところメキメキ力をつけてきているオークたちの集団『Burning Bldae』、彼らは最近沈没船から『光の杖』をサルベージしたらしい。その杖は一振りするだけで都市を海の下まで沈めることが出来るという。そんな物騒な物を彼らの手に委ねるわけにはいかない。彼らの砦に潜入し、この危機を未然に防いでくれ!」
セシリー「えっと、要は彼らの宝物を盗んでこいと?」
Azore「うん」
Allianceもなんだかな~。

再びやってきましたオークたちの砦『ThunderAxe』、Azoreさんの話では光の杖は見張り塔のひとつに保管されてるとか。向かってくるオークたちをなぎ倒し登ります・・・ん、なんだろうこの懐かしい感じは。
確かにw
なるるん、EQの鳥村でしたか(^^;

Azore「おお、これぞまさしく『光の杖』、よくやってくれたセシリー君!」
セシリー「よかったですね。ではセシはこれで」
Azore「待ちたまえ! 今、私の頭に稲妻が走った!」
セシリー「お気の毒に2、3年後にハゲます」
Azore「不吉なこと言うなー! 実はこの海岸の北西にはある種族が棲む小島があってね」
セシリー「ほう」
Azore「その種族とはなんと、あの古にBurning LegionのAzeroth進攻のきっかけを作ったNagaたちなのだ!」
セシリー「!?」
Azore「この宝石を小島にあるNagaの彫像の手の上に置いてくれ。彼らの秘密が書かれた書物『Ancient Book』を守護するガーディアンが現れるだろう」
セシリー「えっと、要は他人の日記を盗み読みたいから奪ってこいと?」
Azore「うん、ちょっと違う気がするけどな」
なんか自衛と謳っているけど、やりたい放題ですかAlliance?

Lapisによると38のMobが出るそうなので勝てるかどうか微妙みたい。まあ、とにかく慎重にやってみようということになり、海にドボン。

海の中はかなり深く、もちろんえびやかに等、海系モンスターが回遊していました。

小島に上がると早速Nagaがお出迎え。上半身は人間なんだけど足が無くマーメイドっぽい感じ。SSのMurolc君と似た感じでFrost Spell撃ってきました。小島に上がった時からまったく戦闘に参加せず、あたりをうろうろしていたセシはある彫像を見つけました。

BFDにあったようなNagaの彫像です。お、なんかクリックできますな、ぽち。
なんだろ~?
Lord Kagaru「我が種族の秘密を知ろうとする者は誰ぞ!」
Lapis「ええ!?」
Questの主旨をまったく理解してなかったセシのうっかりが炸裂。準備どころか別のMobと戦いながら38Namedと戦闘開始です、えへ(@_@;

Lv差が7もあるのでSpellもResistばっかり、しかもセシが出していたPetはサキュ姉さん。打たれ弱いです。
Lapis「ベアベアフォーム!」 注:こんなセリフは言ってません。
Lapisがクマに変身しHealerからMTにチェンジ。変身中はHealできないそうなので、LapisのHealthが尽きるのが早いかLordを倒すのが早いか、さあ、どっち!? DDがホントれじられるので、もう殴り始めるセシと、Frost Spellを捨てFireBallを打ち込むUzukiさん。結局セシの攻撃はほとんど当たらずUzukiさんのDDで押し切りました。は~やれやれ(^^;

ちょうどQuest Reportし終わった頃にDoraさんがPop。なんとなくInviteしてドラマの感想を聞いてみました。
そんなに!?
泣きすぎですw


補足

DesolaceはどっちかというとソロでまったりやるQuestが多いかもです。

次回予告

セシリー「ようやく、来れたねGnomeregan」
行きたい逝きたいといいながら、なかなか来れなかったInstance Gnomereganにやってきた一行。
Uzukiさんにとっては故郷とも呼べる場所。さぞ感慨深いだろう。
Uzuki「で・・・・」
セシリー「で?」
Uzuki「デムパキャーッチ!」
セシリー「!?」
突如、暴走し始めたUzukiさん。果たしてセシたちは彼を止めることができるのか!?
次回「エンジニアの真骨頂!?~いいんですかそういう方向で?~」 乞うご期待!


Played in 2006/03/15

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