弟29話 血に染まる森~届かぬ手の先に~
ぼちぼちStormwind周辺のZoneも卒業間近。新天地へ旅立つ前に残っているQuestを消化しよう~。初の帽子『マジョラッタハット』を手に入れたセシは、ちょっぴり前向きWarlock。まずはRMから終わらせようと一人オークと戯れます。オークチャンピオンを15KillしてこいというQを受けていたのですが、オークの数が足りなくなり洞窟を目指すことにしました。Lvが30になったとはいえ一人ではちょっと不安だったので、同じくRMに居たUzukiさんを再び巻き込み突入~。
入り口から洞窟の最深部を目指して……いたはずが。
いつの間にか変なところへ登ってしまった2人(^^; とにかく必要数のオークチャンピオンはKillできたので洞窟を後にし、今度はオークの塔の頂上にあるItemを拾いに向かいます。このQuestは適正Lv22前後と表示されており30、29のセシたちには楽勝のはず。観光気分でGo、Go~。
塔に入るとMobは全てEliteでした……。もうダミー君、Wand、ヴォイドシールドなど持てるすべての力を出し切っても。
死ぬところでした(@_@; こんなに苦労して終わらせたのにもらったExpはたったの25! もう来ないよRM!
Uzukiさんと別れ、セシは後日のためにSFKの場所を確認しにKalimdor大陸を目指します。Wetlandの港で船を待っていると。
Dorawan「セシ~。ちょっとEB(水中呼吸魔法)かけにきて~」
セシリー「ほいほい」
DoraさんとMomoはDuskwoodのQの続きで、Murolock君たちと水中戦を繰り広げているようです。今更ですがなんでWlkにEBがあるのだろうと思いながら、2人の前へ。
Dorawan「あ、セシ帽子かぶってる!?」
フフフ、よくぞ気づいてくれましたね。そうセシは生まれ変わって。
スナフキンなの!?
ギターを片手に2人のQを手伝い、Kalimdorへ旅立ちます。さてKalimdorに着いたはいいがSFKはどこにあるのでしょうか? まったく調べもせずセシはどこへ向かってるのでしょうか?(@_@; え~と……そうだ!
セシリー「DoraさんたちQuest終わったなら4人でどっか行く?」
とりあえずSFKは後回し(-_-; 時間が夜の10時と微妙だったので、セシ待望のSFKやUzukiさんの故郷Gnomereganに行くのは無理そう。DoraさんもWarriorのQでRFKという場所に行きたがっていましたが、いまいち場所が分からないとかでなんとなく親近感がわきます。悩んだ末、噂のPvP Zone。BGことBattle Ground行ってみようということになりました。場所は前々回、DoraさんとHorde粛清の旅でAshenvaleに逝った時、それっぽい場所を発見しています。
多分あそこだろうと確認もせずにAshenvaleに集合することにしました。さすがにみんなで行って着いたらやっぱり違ってたじゃ怒られそうだったので、セシだけ一足早くBGへ向かいます。珍しくHordeと遭うこともなく、Ashenvaleの奥地Silverwing Groveに着きました。どうやらここで間違いないようです。や~、よかった。3人もこちらに向かっているみたいですが、やはりDoraさんはHordeと惹きあう運命なのか途中2人ほど粛清したとか。
みんな揃ったところで、なんとも悲しい事実が発覚。どうやらBGはLv1~60がまとめて同じInstanceに入るんじゃなく、Lv10毎に分かれて入るようです。この時セシだけLv30。3人は27、28、29で、セシ一人別のInstanceになるみたい(p_; まあ、Instance違ってもお互いがんばろうと戦場に入る前にパチリ。
入り口に入ると。
このようなWindowが出て、Join Battleを押すと参加登録が完了しました。登録が終わってすぐ入れるわけではなく、AllianceとHordeそれぞれある程度の人数が集まるのを待つ必要があるみたい。待っている間にUzukiさんから、BGワンポイントアドバイスを教授してもらう3人。
Warsong Gulch
- MAX 10 VS 10のInstance。
- 勝利条件は敵対する勢力の基地からFlag(旗)を取り、自分の基地に運ぶこと。これを先に3回運んだほうが勝利。
- Flagを持った相手を殺すと、自分の背中にFlagが立つ。(正確には落ちたFlagをクリック)
- 制限時間は特になし
なるるん。つまり簡単にいうと『我のフラッグに続け!』ってことですね :D
ちょうどUzuki教授の講義が終わった頃。
Dorawan「キター!」
20代のInstanceの人数が揃ったようで、Zoneしていきました。おお、いいな~。セシの30代はまだかな~(^^/
…10分後…
盛り上がるMomocanチャット。よし、セシも30代のとこでがんばるぞ~(^^;
…さらに10分後…
ま、まだ入れませんか? 楽しげなMomocanチャットを一人眺めていると、いつの間にかセシの横にノームRougeが居ました。名前はGazloさん。向こうも暇なのか、とりあえずセシに向かってDanceしてきます。セシもやっぱり暇なので踊り返します。
Gazlo「How Long you waiting here?」
多分どれくらい待ってるの? って聞かれたんだと思い。一緒に来た人たちは15分前に入っていったよ~と答えました。うん、答えたつもりでしたが……。
ダメだしされました(p_; ま、まあ、伝わればいいのですよ、伝われば! 踊り飽き、そしてセシに英語を教え飽きたのかついに。
Duelまで申し込まれてしまいましたよ! さっき英語を教えてもらったお礼の代わりにとばかりに。サキュ姉さんのMez > Fear > Dot > DDの最強コンボで1発もかすらせず勝利。Lv5も差があるのに大人気ないですね、セシ :D そんなGazloさんもようやく順番が来たようでWGに入っていきました。うわ~ん、また一人ぼっちですか(p_;
もう、ただじっと待ってるのは飽きたので、Soul Shardを補充しておこうと近くの池に向かいました。この池にはWetlandで見かけたような泥人形がたくさんおり、Lvは低いんですがExp入るのでなんとかSoul Shard作れます。
セシリー「いい加減BG入らせて、Drain Soul~!」
泥人形「ぎゃ~」
セシリー「セシの英語力は放っておきたまえよ、Drain Soul~!」
泥人形「や、八つ当たりよくない」
ふう、これだけ作ればいいでしょう。さあBGよ、セシの準備は万端だ。今こそ召喚したまえ!
…30分後…
もはやBG入り口横のベンチにじっと座って動かない、Human Warlockが一人。もう放置して本読んでましたよ、ハハハ……。それでもちらちら画面見ていると、Momocanチャットは相変わらず楽しそうな会話が続いていました。もうね……みんな呪われろ~! いやあ、セシも大分Warlockらしくなってきましたね?
そんなセシの呪いが届いたのか、UzukiさんたちのBGはHordeの勝利に終わったようです。わ~い(まて)しかし終わってすぐ、新しいBGに入っていくUzukiさんたち。どうして、どうしてセシは30になっちゃったんだろう…(-_- やや後ろ向きに考えながらタイマーを見直すと、Unavailableと表示されたままです。
タイマー……Mini Map横に、最後にできたBGに入った10人のPlayerの平均待ち時間が表示される。
これってもしかして、繋がらないってことなのかな~? 時刻は0時近く、そろそろ寝る時間です。IFに帰って落ちないといけません。うん、それは分かっています。でも、このままでは何のためにAshenvaleに来たのか分かりません。決して英語の講義を受けるために来たのではないはずです!
何か、何かして帰ろうとセシがベンチから立ち上がりうろうろし始めた。そんな時でした。
Lapislazuli「いきなりIFで死んだ……」
うむ、ナイス滑り出しですね?(-_- PopしていきなりついてないLapisを見ていたら、とっても和んできました。よ~し、帰ろうかIF。まあ、AHでも覗いて落ちましょうかね、ってなんですかこれは!?
今日の教訓。人の忠告はちゃんと聞きましょう、うわ~ん(p_;
補足
この日のIFではバグなのかイベントなのかよく分かりませんでしたが、AEでPlayerが次々と死んでいきました。きっとBlizard社の新しいストレス解消法だったのでしょう(-_-/
BG(Battle Ground)には3種類あり、Lvが上がる毎に入れる種類が増えるみたいです。今回行ったのはWG(Warsong Guilch)という所で、Lv30代のPlayerはあんまり集まらないらしいです。他にもAB(Arathi Bassin)、Lv51からはAV(Alterac Valley)などありますがその話は後日にでも。あ、ちなみにBGへのエントリー(参加登録)は各都市からもできるようです。
後日、別キャラで念願のWGに入ったときのSS。
フラッグを守るのだ~。
次回予告
セシリー「ようやく、ここまで……」
ヴォイド君「やっとこれましたね、SFK」
ようやくSFKの入り口に立つことが出来たセシ & ヴォイド君。
ヴォイド君「これで念願がかないそうですね、マスター」
セシリー「うん、新Robe出るといいね~」
ヴォイド君「え、Orb Questじゃないんですか!?」
当初の目的をすっかり忘れ新Robe Getに燃えるセシリー。だがその前に強敵ライバル U & Mが立ちふさがるのだった!
果たしてセシリーはRollに勝つことが出来るのか!?
次回「高き城SFK~逝け逝け、高所恐怖症戦隊!~」 乞うご期待!
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