第01話 Elwyyn森のセシリー

WoW

はい、GnomeとHumanの2択に迫られたセシが取った結果がこちら。

当然Human Death! Gnome、決して嫌いじゃないんですが、EQ2で散々こき使われたトラウマがぬぐえず(p_; 名前はいつものCeciryが使えて一安心です。職業はWarlockを選択~。

なぜWarlockなのかと言うと、知り合いが一人居るとはいえ今回は完全に一人旅。そこで寂しくないようPetクラスを選択しました!(←違う意味で寂しいですけど・・・)EQ2におけるセシのPlay目的は『Robeを集めること』でした。WoWではこの広大な世界を歩き、町から町へ。国から国へ。時には朝露で喉の渇きを癒し、Pet君と励ましあいながら世界の隅から隅まで旅をしていけたらいいな~と、後は日本人に出会えたらうれしい(^^;

さて、セシ達Humanのスタート地点は、Stromwind王国のElwynn Forestという森の中(各種族でスタートCityが違う)世界を旅するにしてもセシはまだLv1。このまま町の外へ出ても飢えた狼に食べられるか、道に迷って途方にくれるかでしょう。まずは比較的安全なこの町で情報収集するです。

え~と、まずは町の警備隊を・・・あ、いたいた。

WoWではこのように名前の上に『』をつけた人がたくさん出てきます。彼らは目立ちたがり屋クエストNPCなので、見かけたら どんどん声かけましょう。
セシリー「やあ、いつも警備ご苦労様ですデプティーさん」
デプティー「おお、君はセシリー君だったか。いや~手伝いに来てくれたんだねうれしいよ」
セシリー「え、いやセシは旅をするうえでのアドバイスを聞きに・・・」
デプティー「僕ら警備員たちは休むまもなく働いているんだが、次から次へと事件が起きてもういっぱいいっぱいだよ。特に最近、コボルトや山賊たちの動きが活発でね~。私はここから離れるわけには行かないし困ってたところだよ。ホント、いい時に来てくれたね。うん!」
セシリー「あの、そのセシはまだ見習いWarlockなので、その・・・」
デプティー「そうか。それで山賊相手に修行を積みたいと? すばらしい! よ~し、セシリー君。山賊団『アーカーバダンナ』を倒し、彼らのつけている赤いバンダナを12枚取ってきてくれ」
セシリー「・・・・はい」
まだ戦闘の仕方とかわかってないのにいきなり実戦とは。う~ん、SSの撮り方はばっちりなんだけど(^^;

やっぱり下っ端兵士ではだめですね! もっと偉い人に話を聞いてみましょう。

クエストの最中は名前の上に『?』がつくので、クエスト受けたNPCがどこに居るのか分からなくなって、泣く泣くクエスト放棄などという悲劇は防げます。
セシリー「マクブリードさん。若い部下にいったいどういう教育しているんですか、もう!」
マクブリード「む? おお、君は新しいボランティアの人だね」
セシリー「え?」
マクブリード「助かったよ。軍が国境警備ばかりに力をいれてるせいか、この近辺で無法者が幅を利かせておってな。わしがもう10年若ければこの手でとっちめてやるんじゃが、腰痛がひどくてのう」
セシリー「はあ・・・」
マクブリード「君にはコボルト退治をしてもらおうかの。Lv1の君にはちょうどいい相手じゃろ」
セシリー「あれ? なにかさりげなく馬鹿にされたような・・・まあ、がんばりますです」
この世界で旅をしていくには、戦闘スキルも必要になってくるでしょう。いっちょうコボルト相手に初バトルといきますか~。

コボルトといえばオークやゴブリンと並び、ファンタジー世界に住む邪妖精の定番ですね。大抵醜悪な姿で登場しますが、WoWではどうなんでしょうか。遠くにKobold Vermin、Lv1を発見。
セシリー「狂える暴君Sargeras、その暗き魂よ。我が前に立ちし愚か者に死の鉄槌を! いけShadow Bolt~!」

コボルト「ぎゃーす、いてー」
さすがに一発では死なず、どたばたとこちらへ走ってくるコボルト君。
セシリー「こ、こいつは!?」

コボルト「きさま~、いきなり何をする! 商売道具のつるはし落っことすとこだったじゃないか!」
セシリー「そ、そんなことよりその頭の上のろうそくは一体・・・は! 手塚治虫のファンか!?」
コボルト「ふふふ」
セシリー「あ~、でもあのキャラやられ役が多いよね。小悪党なのとか」
コボルト「そ、そんなことはない!」

Warlockの最大の特徴Petがまだ居ないので、遠くから魔法でPullし後は殴りながらひたすら魔法をキャスト~。殴りられながらなので当然Cast中断されますが、初めからキャストしなおしにはならず、中断されたところから自動的にキャスト再開されます。


例:2秒のCast TimeのSpellを詠唱開始 → 1秒の段階で中断される → キャスト再開、残り1秒。


コボルト「えっと、コボルトじゃなくてコボルドだからあああああ! がくっ」
セシリー「あ、ホントだ・・・・」

何はともあれ初勝利。さっそく戦利品をごそごそ。死体を右クリックでLoot画面を開き、さらにItemを右クリックするとLootできます。一括Lootしたい時は、Shiftキー押しながら右クリック。う、なんかろうそく拾えるんですけど? これはあれですか、セシも頭の上に乗せて火をつけろ! ってことなんでしょうか(^^;


Mobの何かを取ってこいなどのクエストの場合、対象のMobをKillするとこのように何匹中あと何匹よ~、と表示されとっても便利。12Killし終わり報告完了~。報酬は35cpでした。EQ2のようにLv上がるごとに勝手に魔法覚えてくれるわけじゃなく、各クラスのTrainerに習わないといけません。もちろん有料なので Mobから拾った戦利品は、毛皮ひとつとして無駄にできないのです。今覚えている魔法はSelf Status Up BuffとShadow Boltの2つ。次に魔法を覚えられるのはLv4。それまでにお金貯めとかねば~。

ちょこちょこクエストをこなしていく間にLvも上がって、3になりました。そろそろ町の外とはいかないけど、森の中をうろついても平気なはず。(コボルトやわんことしか戦ってないため、ちょっと強気になってましたね。うん)木や草が風に揺られ、蝶々が飛び交う中をのんびりと歩く。う~ん、のどかですね~。
ねこ「にゃ~」
セシリー「にゃ、にゃんこ~!(>_<)」
突然現れたねこを追いかけていくと、一軒の家にたどり着きました。

中庭ではねこと共に牛が飼われており、どうやらここの主人は絞りたてのミルクをねこたちに与えているようですね。すばらしい。あ、もしかしたら牛って「モ~」とか鳴くのかな? 軽い気持ちで右クリック。
グサッ

セシリー「えっと・・・・」
牛はぐったりして動かない。
セシリー「絞りたてのミルクっておなか壊れるよね・・・・」
牛はぐったりして動かない。
セシリー「牛と言えば『鋼の錬金術師』最新11巻でましたね・・・・」
牛はぐったりして動かない。
うわ~ん、ごめんよ~(@_@; 心の中で牛さんに謝りながらも、ああ、ねこに右クリックしなくてよかったと心から思いました。

殺害現場を後にし、森をさらに探検。この世界で雨が降るのか知りませんが、とってもいい天気。ナイフについた血を拭き取りながら、道行く警備隊と挨拶を交わします。さすがにまだ序盤なせいか、コボルドやわんこもこちらから仕掛けない限り襲ってこず、のんびり、のんびり。
セシリー「平和だねぃ」
ドドドドド
前方から一人の女性が走ってきました。
セシリー「お~い(^^/」
あれもNPCか~と思いのんきに手を振るセシ。
Defias Cutpurse「死にたくなかったら身ぐるみ全部置いていけ! ドカバキ」
セシリー「えっと、もうすでに殴られてる気がするんですが!?」
ぎゃ~、これがデプティーさんが言っていた盗賊団『アーカーバダンナ』なの? セシのLvは3、相手のLvは5。初めから戦う気ならなんとか勝てたかも知れませんが、セシは殴られるまで町のおねーさんだとばっかり思っており、すでにHPは半分減っています・・・。
セシリー「牛さん! 牛さんの呪いなの!? がくっ」
Defias Cutpurse「ち、ろくなもの持ってないわね」
魔法1回も唱えるまもなく死亡~。


えっと初Deadなので、もう少しかっこよく死にたかったですよ・・・おまけになんで草の上なんですか!


WoWでは死んだ場合、Rez(復活呪文)を唱えられる友人や、通りかかった親切な神父さんが居ない限りGhost(幽霊)になるしかありません。また死んだ時点で装備品の耐久度が10%減ります。上記のSSのRelease Spritを押すと幽霊になり、最寄の墓地に飛ばされさらに2つの選択を迫られます。

一つはSprit Healerに墓地で生き返らせてもらう方法(装備品の耐久度がさらに25%減少、合計35%も・・・)もう一つは幽霊になった状態で死んだ地点に戻りその場で復活する方法です。耐久度が下がったItemは、武器や防具を扱っているVendorさんが修理してくれます(もちろん有料~)


セシはまだ親しい僧侶さんも居ないので、幽霊になり墓地へ。ちょっと耐久度35%減少もきついので死んだ地点まで戻ることにしました。SSを見てもらうと分かると思いますが、幽霊状態だと世界が白黒に写りちょっとロード・オブ・ザ・リングみたいに。この状態だとMobやPlayerは見えません。でも、動物は何故か見えたり(^^; 死んだ地点近くになるとMobやPlayer見えるようになるので、安全確認した上で復活しましょう。

無事復活でき町へ帰りつきました。
セシリー「う~ん、やっぱPetほしいな~」
いよいよ本格的にWarlockの勉強をするべく、Trainerを探すセシリーなのでした。


補足

今日のサービスショット

Tamaさんが気なると言っていたNight Elfeのダンスシーン。う~ん、静止画像では分かりづらいかも。EQ2のように激しく踊る感じではなかったです。


Gnome好きなY’sに送るSS、わりとかわいいね~。

GnomeとHumanの身長差。うむ、まさにGnomeはちびっこだ(-_-

次回予告

WoWの厳しい洗礼を早くも受けてしまったセシリーは、Warlockの修行を積むことを決めた。
セシリー「エロイムエッサイム。出でよ、我が僕!」
Trainerから試練を課せられ、その褒美に教わった召喚呪文を唱えるセシリーの前に現れたのは・・・
???「やっぽ~」
セシリー「!?」
次回「初めての召喚~Q君は気まぐれさん~」 乞うご期待!


Played in 2005/07/24

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