第35話 来たりし地獄の狩人~Felhunter完結編~
セシリー「どうヴォイド君、似合うでしょこのRobe(^^」
ヴォイド君「ええ、とってもよく似合ってますね」
セシリー「でしょ? ふふふ」
ヴォイド君「じゃあ、もうそのRobeさえあればBankにあるRobeは要りませんね。売りましょうか、マスター」
セシリー「ええ!? 何言ってるの、だめに決まってるじゃんそんなの。Robe魂に火が点いちゃったから、これからもっともっと集めるよ?」
ヴォイド君「何言ってるんですかマスター、これを見てください!」
ヴォイド君「Robeと生産レシピで、もうBankはパンク寸前ですよ!」
セシリー「うう・・・」
ヴォイド君「しかも所持金が5Gしかないって、一体どういうことですか! Enchantもほどほどにしてくださいよ!」
セシリー「で、でも5Gもあるって考え方もできるんじゃない?」
ヴォイド君「ふう、マスターもうすぐ32でしょ? Spell代で5Gなんてあっという間になくなりますよ!さあ、今日こそRobe売りましょう!!」
セシリー「・・・あ、いけないまた話が脇道にそれてるね? Felhunter Qにレッツゴ~」
ヴォイド君「こら~、ごまかすなー!」
まずやってきたのはSouthshore。探すのは写本の『Moldy Tome』、情報に従い西海岸に行ってみると。
うわーい、Murloc君がいっぱいだー・・・困る(@_@; 見た目はホントかわいいんですけど、かなりやっかいだよね、ホント。SouthshoreのMurloc君の種類は2種類、ShamanっぽいけどAE Frost使える遠距離タイプと、槍を投げてくる中・遠距離タイプ。
WoWのMobはホントに頭がよくClassに適した動きをしてきます。例えばここのShamanタイプならAE Frostでこちらの足を止め、遠くに離れてからDD連発。投げ槍タイプならネット(網)で、こちらの足を止め離れて槍を連投。まるでPlayerみたいな動きです。セシはWlkなので足止めされて距離をとられても魔法で攻撃できるからいいですが、Tank Classは結構辛いんじゃないかと。
おまけに体力減ったときの逃げ足が速く、密集しているのですぐAggroしちゃいます。初めは全部倒して進んでいましたが、Repopも早いので目玉Spellで本の位置を確認。町からわりと遠いですね。Lvが29~31なので一人でやると結構大変かも。セシはMurloc退治QをやりにきていたPlayerの後ろをストーカーし、割と簡単にGetできました :D
この調子で2冊目行ってみよう~。
暇をしてたDoraさんに手伝ってもらうことになり、2人でThousand Needls(以下TN)へ。このZoneの特徴といえばなんといってもBarrensとTNを上下するリフトですが、今日は乗りません。前回DoraさんのRFK突入の後に1度来たっきりだったので、いまいち目的の写本がある場所が分かりませんね~。
とりあえずケンタウロスが居るところらしいということで、Zone内をうろうろとしているとそれらしい洞窟を発見。WarriorとWarlockだと回復力が心配ですが、Healthstoneを渡しなんとかそれでがんばってもらいます。洞窟内はわりと明るくMobの姿がはっきり見えますね。ん? なんか赤い文字のMobがってHordeだ!
相手は26Rouge。剣を抜きつつ一応Doraさんに尋ねます。
セシリー「粛清しとく?」
Dorawan「いや、今日はQuestやりにきたんだし、いいんじゃない? 相手は一人だしね」
む~、問いかけではなく確認のつもりで聞いたんだけど、まさかDoraさんが見逃すとは! わりとやる気満々だったセシもこう言われては大人しくしてるしかありません。Rougeの横を無言で通り過ぎました。
一向にQuest Itemらしきオブジェが見えないままさらに奥へ。2匹のケンタウロスが向かってきたので、ちょっと気合を入れて応戦。
ザクッー!
痛い! え、何? 背後から!?
元気いっぱいで殴りかかってきた26RougeのGuina君。そしてその背後には彼のGroupメンバーらしき3人のHordeが・・・。
うう(p_;
Dorawan「やっぱアレだ」
セシリー「うん」
Dorawan「情けは無用。今度から見つけ次第粛清していこう・・・」
セシリー「うん・・・」
いや~ホントPvPサーバーらしくなってきましたね、こんちくしょー。
ようやく2冊目の写本を発見しIFに帰還です。
セシリー「分かれてしまった写本持って来ました~」
クロム「おお、ご苦労様」
セシリー「では、Felhunterの召喚方法を教えてください」
クロム「え? それはわしには分からんよ。う~む、それにしてもすばらしいなこの写本は」
セシリー「ちょっと待ってください、一体どういうことですか!?」
クロム「う~む、何か誤解があったようだが、Felhunterを召喚するのはやはりストラハッドだよ。わし魔法使えんし」
セシリー「ええ!? じゃあ、またRatchet行かなきゃいけないんですか?」
クロム「うむ、しかもこの写本だけではまだ不完全なことが分かったんじゃ。君が写本を探しに行ってる間、ストラハッドと手紙でやり取りをしたんじゃが、やはり彼一人では召喚できないそうだ。そこで彼の3人の弟子に手伝ってもらうことにしたんだが、3人の魔力はそんなに強くないので精神を集中させ、魔力を高める特殊なロッドが必要になったんじゃよ」
セシリー「長すぎるよ~、このQuest・・・じゃ、すいません。その特殊なロッドを貸してください」
クロム「ない」
セシリー「はい?」
クロム「Wetlandの山岳地方にDragonmawというドラゴンを信仰するオークたちの一団がいる。その中のシャーマンたちが使うロッド『Rod of channeling』を奪ってくるのじゃ」
セシリー「うい・・・」
クロム「あ、一人の弟子につき1本のロッドが必要じゃから、合計3本じゃ忘れずに頼むぞい。あとストラハッドに召喚術が完成したら、その写しが欲しいと伝えてくれ」
セシリー「分かりました・・・」
Felhunterへの道は果てしなく遠いですね(>_<;
場所がいまいち分からなかったのでMomocanチャンネルで聞いてみると、Uzukiさんが心当たりがあるらしい。Helpを頼んで案内してもらうと、そこには27~30くらいのオークたちがたむろしていました。
パトロール以外は複数Incするので、ちょっとソロでは辛いかもん。やっと全てのItemが揃いました。いざRatchetへ!
IF > SW > Booty Bay > Ratchetと15分近くかかって到着。ストラハッドさんの家に行くとちょうどLv30 WlkがQuestを終えたところでした。よかったら手伝いましょうか? と聞かれましたがやはりPet Qのラストバトルはソロでやるのが好きなので丁重にお断りを。
セシリー「Tome of Cabalと3本のChanneling Rod持って来ました、ストラハッドさん!」
ストラハッド「おお、すばらしい。よくがんばったねセシリー君」
セシリー「さあ、Felhunter Summonしてください!」
ストラハッド「うむ、任せたまえ。じゃあ手順を説明するよ」
セシリー「はい」
ストラハッド「まず私が通常の召喚儀式に使う魔方陣を描く、そしてその上に私の3人の弟子たちが魔方陣を加える。最後に君が中央でTome of Cabalを読み上げFelhunterを呼び出すのだ!」
セシリー「おお、なんか燃える展開ですね!」
ストラハッド「油断するなよセシリー君。Felhunterは非常に強力だ。君は彼を打ち負かし、彼に名前を与えTome of Cabalにその名前を書き加えなくてはならない」
セシリー「名前か~・・・うん、分かりました。いつでもどうぞ」
ストラハッド「よし、では始めるぞ」
ストラハッドさんが家の中に入り、紫の魔方陣を描く。Channeling Rodを受け取った3人の弟子たちがその上に緑の巨大な魔方陣を描きました。
ストラハッド「よし、今だセシリー君!」
セシリー「はい、行くよヴォイド君!」
ヴォイド君を連れて2つの魔方陣の中央へ。
セシリー「地獄の猟犬、人々の言葉を狩るFelhunterよ。我が言葉のみに耳を傾け、我が前に立ちはだかるすべての者の口を塞げSummon Felhunter!!」
Felhunter「キシャー!」
セシリー「Go、ヴォイド君!」
ストラハッドさんの話ではかなり巨大な力を持つFelhunter。まずはヴォイド君にがっちりKeepしてもらい様子を見ます。あ、あれでもヴォイド君28とかしか食らってないよ? う~ん、もしかしてHealthが多いとか? Shadow Bolt~ x 2! FelhunterのHealthは一気に1/3へ・・・んん??
そのまま倒せちゃいました(?_?;
ストラハッド「やったな、セシリー君。さあFelhunterに名前を与え、Tome of Cabalに書き込むのだ」
セシリー「あ、そうでしたね。汝、今より我が従者その名は????っと」
Felhunterの姿が消えていき、魔方陣もいつの間にか消滅していました。
ストラハッド「おめでとう、セシリー君。これで契約の儀は終わりだ。これからはいつでも君一人で召喚できるだろう」
セシリー「意外に弱かったのがちょっと不安ですが、本番ではやってくれるでしょう。ありがとうございましたストラハッドさん」
ストラハッド「いやいや礼を言うのは私のほうだよ。ようやく長年の研究の成果が出た。召喚されたFelhunterと目が合ったときは思わず逃げ出したくなったよ。それに比べ、君は恐れもせず戦った。君たち若い者の時代がきたのかもしれないね。これからの君の活躍に期待させてもらうよ、セシリー君」
いや~、ホント長かったし色んな所へ行かされましたFelhunter Q。よ~し、張り切ってみんなに見せにいきましょう~。
フフフ、どうよ? どうよ?
Momoca「キショイ」
!?
うん、まあセシも正直ちょっと見た目きっついと思うけど・・・うう(p_;
で、でもこの感想はある程度予想してました。ちゃんと対策もたててありますよ!
セシリー「名前は・・・もぐたんです」
Lapislazuli「・・・じゃ、行こうー」
スーパースルーされました・・・・。
いつの日かみんなに愛されるその日まで、負けるなもぐたん!
補足
見た目がきっついのでせめて名前を愛らしくと思ったのですが、あっさりスルーでしたね(p_; セシの後ろを一生懸命ついてくる姿は、なかなかかわいいと思うのですが、じっと見るとやっぱり気持ち悪いかも、もぐたん。
次回予告
長い長いQuestを終えてせっかく手に入れた新Pet『もぐたん』はいきなり嫌われてしまった。
なんとか好印象を与えようと、セシリーはむきになって使い続けるのだった。
セシリー「Go、もぐたん!」
もぐたん「きっしゃ~!」
セシリー「あいたた、もっとしっかりTauntしてよ、もぐたん!」
もぐたん「き、きっしゃ~」
果たしてもぐたんの真の実力は!?
次回「もぐたんと一緒~新たなる土地と変わらないうっかり~」 乞うご期待!
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