第69話 飽くなき欲望の果てに~Robeを求めて~

EverQuest2

Robe of the Invoker・・・EffectにPower RegeneがついていることからRobeマニアの間だけではなく、TankにHealerにと幅広い支持層から人気を得た、EQ2を代表する名Robeである。

きりっ!
このように高名な肉体派Templar Jaye氏も愛用している一品です。

しかし、このRobeを手に入れることが出来るのは、ほんの一握りの幸運な冒険者だけである。入手方法は以下の3つ。

  1. Feerrott全般のMobからレアレアレアDrop
  2. Feerrottのある木の根にPopするという RockをClick
  3. 肉体派Templar Jaye氏を殺害、その体からRobeを剥ぎ取る

どれもこれも大変だね! ③を選びたかったけど、ぐっと我慢して①を選択。Feerrottに Let’s ねむねむ♪

Quest ItemであるA Tattered RobeのDrop報告が比較的多い、ドラえもん(Tonanさんにはそう見えるらしい^^;)ことa Huuptic fetcher君に会いに来ました。
セシリー「ドラえもん。スネオ(Jayeさん?)にRobe自慢されたよ(p_; セシにも怠けていてもPower回復していくRobe出して!」
ドラえもん「だめだよ、のびた君! 怠けてばかりじゃ、いつまで経っても落下死しちゃうよ!」
セシリー「大丈夫。その後八つ当たりするから~」
ドラえもん「・・・もうしょうがないな~パカパカーン『ムリヤリトレパン』~」
セシリー「ドラえもん、マイナーすぎるよ。読者おいてけぼりだよ~」
ドラえもん「う、じゃあ、この『地球破壊爆弾』で・・・・」
セシリー「ドラえも~ん!!」
ドラえもん「もう、文句多いな、君は!」
セシリー「じゃ、さっきの『ムリヤリトレパン』でいいよ」
ドラえも~ん「うん、じゃ説明するね・・・」
セシリー「ああ、いいよ、いいよ。実際に使って見せて~」
ドラえもん「OK~・・・・あ、しまった!」

ムリヤリトレパン・・・このパンツをはいてしまった人は自らの意思と関係なく、Mobに殴りかかってしまう(走ってしまう)恐ろしいパンツ。脱ぎ捨てないと止まらないとか・・・そんな無茶な(^^;

セシリー「じゃ、セシはここでごろごろしてるから、がんばってね~」
ドラえもん「きいいい!!」
文章があってませんね(^^;
さすがにこのLvになってくるとMobの攻撃も痛く、Rootもすぐ剥げるので自然とCharmソロになってしまいますね。しかし、Charm Mobのせめての意地なのか、あまりHateがっちりKeepと言う訳にはいきません。マスターであるセシに似たのか怠け者で、トリプルDotにDDを加えるとMobがこっちに向いてしまいます(>_<;

セシリー「ドラえもん、もっとしかりKeepしてよ!」
ドラえもん「フフフ、ダメだよのび太君。これは君を鍛えるためなんだ。がんばって耐えて」
セシリー「いや、鍛えられる前に死んじゃうって! セシHP2000ないんだよ!?」
ドラえもん「大丈夫。そうしたら僕がこの日記の主役張ってあげるから!」
セシリー「!?」

何度か主役交代(死に)しかけながら何匹か倒していると、Chest(宝箱)がDrop!
こ、これは!
どきどきしながら開けてみるとその中には・・・・Quest ItemであるA Tattered Robeが!!
Bors「あれ? セシさんが着てるRobeってInvoker!?」
セシリー「あ、これ? なんかぽろっと出た」
Bors「あ、ありえなーい!」
セシリー「ふぉっふぉふぉ」

・・・と、開ける前に激しく妄想モードに入りましたが、もちろん出ませんでした!(>_<; 現在のセシのLvは40。42になってしまうとa Huuptic fetcher君はCon Greyになってしまい、Chest落とさなくなるのでなんとかそれまでに出てほしいところ。Chestが出るたびに、今度こそ今度こそと思い、Guild Chatで報告(自慢)する台詞もいくつか考えましたが、さすがにExtended Rearの噂は伊達じゃなくまったく出ません(p_;

セシリー「あ、ドラえも~ん」
ドラえもん「お、やっと一人で戦う気になった?」
セシリー「いやまったく、それよりあれ出して」
ドラえもん「あれ?」
セシリー「うん、『とりよせバッグ』、それを使ってJayeさんからあのRobe剥ぎ取っちゃおう!」
ドラえもん「ああ、残念だな~。今修理中なんだよ、あれ」
セシリー「なんでだよー!!」
ドラえもん「う~ん、ナイスアイディアだったけど残念だったね。あはは」
セシリー「肝心な時に役に立たないね! やっぱり23世紀の最新の狸型ロボットに代えてもらおうかな」
ドラえもん「な、なんだとー! しかも狸型って!?」
セシリー「え、違ったっけ?」
ドラえもん「猫型です!」
セシリー「耳ないじゃん」
ドラえもん「それを言っちゃーおしまいだ! ぽかぽか」
セシリー「ああ、おしまいさ! ぽかぽか」
今ここに主人公の座をかけてセシ達の熱い戦きが!(Charmは36秒できれます)

そして・・・・
ドラえもん「ふ、口ほどにもない」
が、がんばれEnchanter(p_; まあ、死んでもRevive場所。すぐそこだから安心だね!(ウレシクナイヨー)

死体回収してさっきやってた場所に戻ってみると、別のCamperさんが戦っていました(-_-;
う~ん、う~ん
どうしたもんかと悩むセシに突然TellがIncoming。
Boopoo tells you"Have you Played EQ1 by the name of Seshiry?"
むむ、先ほどのCamperさんからですがまったく知らない人です。あ、もしかしてEQ1からのセシの追っかけ!?
You tell to Boopoo"Yea"
Boopoo tells you"あ、EQ1でEncやってたJhobです~。覚えてるかな?w"
!?
You tell to Boopoo"おおお お久~!"

Jhob・・・・EQ1で同じVeeshanサーバーでPlayしていたEnc仲間の一人。特にEnc Epicでお世話になりました。Encとしての腕は一流でセシもいろいろ学ばせてもらいました。割りとみんなが言いにくいことを、ズバッと言ってしまう人w

どうやらBoopooさんもRobe狙いらしくせっかくなので一緒にやることに。EQ1では確かハイエルフだったBoopooさんですが、
蛇ににらまれたねずみ!
すっかり変わり果てた姿に(^^;

今回はMysticでやってるらしい。さっそく狩り開始~。
セシリー「Encは結構ソロ厳しいですけど、Mysticはどうですか?」
Boopoo「Slowと攻撃スキル下げるDebuffあるので、割りと楽っすね~」
セシリ「いいな~」
(セシの呪いが届いたのか現在はNerfされてしまったみたい^^;)
Boopoo「Healer一人だとかなり忙しいですけど、LFGには困りませんね」
セシリー「うらやましい、Encなんてなかなか声かかりません!」
Boopoo「いやいや、Enc居るのと居ないのとじゃ全然Powerの回復力違いますよ!」
上記のセリフEncなら誰もが一度は言われたことがあると思いますが、Enc自身ではまったく実感できないんですよね、これ(^^; ちょっと嫌味に聞こえるかもしれないけど、Breeze(Power Regene Buff)あるのが当たり前なわけで、さっぱりありがたみが分からず・・・。2ndでもやれば実感できるのかな?

しかし、このセリフからもわかるように今回のEncはCCerではなく、Bufferとして求められているんですね~。ちょっぴり残念なり。一方のMystic。一緒に戦いながら観察した感じでは、一気にダメージ与えるDDやDoTはないものの、Debuffのせいかあまりダメージ食らわず、安定してKillができるみたい。セシはBreezeしながら思い出したようにちょこちょこDoT入れてみたり、はい、ほとんどBoopooさんのソロですね(w

肝心のRobeのほうはというと、お互いLv40なためほとんどMobがCon Greenでなかなか出ません。たまに出ても、どうみてもガラクタにしか見えないItemとか、他のQuest Itemばっかり。それでもChest出るたびに期待してしまう、セシとBoopooさん。一応、出た時のためにどちらがItem Getするか考えながらCampを続けます。
セシリー「Robe出たらRollでいいよね?(Boopooさん踏んづけて逃走しよう(-_-」
Boopoo「そうっすね~(Item取ったら 鳥に変身して逃げちゃる!)」
表面上はにこやかに、内心では蛇とねずみ。2匹の欲望がドロドロと溢れ出していたことでしょう。無事Loot方法も決まり、後はDropを待つのみ!

・・・1時間後・・・
荒波が目にしみる(p_;
あらためてRobeのレア度、そして「ぽろっと出た」と言っていたWeshさんのありえなさを確認して、本日は終了~(^^; この日からセシとBoopooさんの終りなき戦いが始まったのでした。


※Boopooさんは決して奪って逃走なんてことは、考えていなかったと思います・・・たぶん(-_-/
はあ、いつか「ぽろっと出た」って言ってみたいな~(^^;

次回予告

再びRobe魂に火がついたセシリーはさっぱり出ないRobe of the Invokerをあきらめ、新たなRobeを求めて、懐かしいのあの土地へと旅立っていた。
セシリー「ふう、久々だな~」
???「懐かしんでる暇はないわよ、セシリー!」
セシリー「え?」
???「さあ、この真っ白なRobeを着て」
セシリー「おお、ありがとう(^^」
???「よし、じゃあそのRobeを返り血で真っ赤に染めてきなさい!」
セシリー「ええ!?」
いきなり無理難題を押し付けられて困るセシリー。
依頼した人物をよく見てみると、その種族はやはり・・・・
次回「Nemuの悲劇~こき使われ人生~」 乞うご期待!

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