第25話 冥界からの使者
エッサホイサ ホイ ホイ♪
どうも、こんばんにゃ。Nemuchanter改めキコリンター:セシリーです(@_@ ガンマール先生の教えどおりGraveyardに来たセシリーはすっかりキコリンターになりきっていた。
セシリー「よ~し、今日も張り切って自然を破壊しよう~」
ブーテル(a ginatslayer brute)「・・・・・・・あのう」
セシリー「セシはキコリ~、杖を斧に持ち替えて~、今日も元気にばっさばっさと木を切り刻む~。夜はちょっぴり筋肉痛~、それでも愛するねこの為~。今日も木を切るエッサホイサ ホイ ホイ♪」
ブーテル「あのう!(何この歌?)」
セシリー「ん、何? あ、サインがほしいの? それとも弟子入りかな? でも、セシはまだまだ修行中の身、残念だけど教えられ・・・・」
ブーテル「違います! 僕はここに住んでいるブーテルって言うんですけど、セシリーさんにお願いがあって」
セシリー「何かな~? あ! Robeはあげられないよ!?」
ブーテル「いや、要りませんよ。Robeなんか」
セシリー「ブーテル君、君は今かるくセシの存在を否定したよ・・・」
ブーテル「ああ、すいません、すいません(>_<)・・・・・じゃなくて! これ以上森を荒らすのはやめて頂けませんか? この森は先の「ねむ大戦」で亡くなった人たちが眠る大切な場所で、僕の父さんも眠っているんです」
セシリー「そうだったのか、それは悪いことをしたね~。君のお父さんのお墓はどこ? 一言謝りたいんだけど」
ブーテル「はい、こっちです」
ブーテルの案内でセシリーはブルーテの父「テルーブ」の墓の前に来た。
ブーテル「ここが父さんの墓です。セシリーさん」
セシリー「うん、じゃ一緒に謝ってくれる? 2人で黙祷をささげよう」
ブーテル「はい」
ブーテルは目をつむり、心の中で亡き父に話し掛けた。
ブーテル「父さん、どうかこの愚かなNemu・・・じゃないキコリンターを許してやって。ちょっとRobeへの執着心が強すぎて、さらに変な歌もうたうけど、オークたちの噂ほど悪い人ではないみたいだから」
一心に祈るブーテルの横で、黙祷しているはずのセシリーはブーテルの後ろに立ち斧を振り上げた! う~ん、ごめんねブーテル。
セシリー「せ~の」
ブーテル「父さんが言ってたとおり噂をそのまま信じちゃ駄目だね。このセシリーさんがいい例・・・え? せ~の?」
ビューン。振り返るブーテルの目の前を斧が通り過ぎていく。
ブーテル「うわぁ、何するんですかセシリーさん!?」
あ、やば外しちゃった。
セシリー「あ、ごめ~ん。素振りしてたら手元が狂っちゃって、えへ」
ブーテル「えへ・・・じゃないですよう! なんでいきなり素振り始めるんですか!?」
セシリー「え~っと、ほら、よいキコリンターになるには毎日の素振りが欠かせないよね?」
ブーテル「素振りならもっと違うところでやりましょうよ! 危うく僕にあたるとこでしたよ!・・・・は! まさか、初めから僕の命を奪うつもりで!?」
セシリー「・・・・・まっさか~(^^;」
ブーテル「今なんか間がありませんでした?」
セシリー「え、全然無かったよ。AFLACのCMのあひるさん並の即答だったよ、うん」
ブーテル「セシリーさんってやっぱり・・・・」
セシリー「おや? どうして離れるのブルーテ」
ブーテル「セシリーさんは噂どおり、極悪人だったんだあぁぁぁぁ」
走り去るブーテルを見ながらセシリーは呟く
セシリー「だってセシEvilだもん(^^;」
完全に見えなくなったブーテルから目を離しセシリーは一度町へ戻ることにした。
Longshadowに戻ったセシリーは早速採ってきた材料を使い生産を行うべくThe Dark BargainersにZoneする。すっかり顔なじみになった販売員と挨拶を交わす。
バイト販売員「お、セシリーさん。しばらく見ないうちに逞しくなったっすね」
セシリー「うん、ちょっとGraveyardでキコリンターの修行をしてたからね~」
バイト店員「へ~キコリンターっすか(何だそれ?)」
セシリー「うん、木材採るついでにさa ginatslayer bruteの血も採ろうとしたんだけど、逃げられちゃってさ~」
バイト店員「あはは(やっぱこの人極悪っす・・・)」
セシリー「ま、他の材料は揃ったからまた生産しに来たわけ」
バイト店員「なるほど、がんばるっす」
セシリー「ありがとう~」
今日は料理に挑戦~。
明らかにスプーンが器から出ていますが気にしてはいけません(- –
やっぱり生産Lv低いせいか、がんがん上がりますね。ガンマール先生の言うとおりLv10まではすぐかも? いい感じでネルネルネールネ(古)していると
Tartalos told you "ohisa-"
!?
you told Tartalos "Ohisa- ><"
Tartalos・・・・・元々EQ1で同じGuildに所属していたんだけど、TartはRaid Guildに移籍。常に上を目指す熊大好き人間。サーバ変えてまで上を目指すその姿は、後にセシがRaid Guildへ移籍するきっかけの一端にもなりました。とここまではすごい人(熊)であるかのようですが、ほぼ毎日のようにセシと交わしたTellはくだらないバカChatばかりでした(^^;
/w all Tartalosで調べてみるとLv17[Shaman] Tartalos:Qeynosとでました。残念ながらQeynos側なので当分一緒に遊べる機会はなさそうだけど、また同じGameで遊べるのはうれしいですね。近いうちにQeynosに遊びに行くことを伝え、再び生産に集中します。
鼻歌交じりでLet’s ねるねる♪
セシリー「毎日毎日パンケーキ~、このままおばあちゃんになるまでパンケーキ? ノンノン今日の料理はちょっと違う~。取り出しますはこのきのこ~、毒があるかは誰も知らない~、セシも知らない~。そこに加えるはオークの血~、ラナン君はどこいった~。それは置いときネルネルネル♪」
順調に3番くらいまで歌が出来たころにDing Lv10~(生産Lv)セシはScholarを選択しました。通常の冒険者と(Mage>Enchanter>Coercer)同じ様に生産スキルもクラスが分かれます。Lv10、20で選択する必要がありLv10で選べる職業はCraftman、Outfitter、Scholarの3つ。
セシリー「ふう、ねこたちもう少し待っててね(><)」
こうして生産Lvも10になり一段落したセシは、生産Zoneを後にし再び戦いの日々に戻るのでした。
次回予告
トカゲ男「さぁ、帰ろうか」
セシリー「なんとか誰も死ななかったね~(^^;」
???「待てい、そこの冒険者ども!」
トカゲ男「誰だ!?」
無事冒険を終え帰ろうとするセシたちに立ちはだかる黒い影!
果たしてセシたちは生きて帰ることが出来るのか!?
次回「暗き闇の中で」 乞うご期待!
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