第71話　今はさよならを

うっそうと草木が生い茂る太古の森Feerrott。最近、ここに住むトカゲたちの間に奇妙な噂が流れていた。
トカーゲ「昨日さ～、なんか赤いRobe着たネズミに襲われちゃって参ったよ」
ゲートカ「ああ、お前も？　俺もこの前襲われたよ。まあ、でも返り討ちにしてやったけどね、なはは」
トカーゲ「うんうん、勇んでくるわりには弱いよな～」
ゲートカ「でも、逃げ足は恐ろしく速いんだよね」
トカーゲ「そうそう、HP半分にもなってないのに逃げるしな。ホント小者ってか小動物っていうか」
ゲートカ「まあ、浜辺のドラえもんにも殺られるくらいだしね」
トカーゲ「だな、あはは」
セシリー「黙れー！！」
ゲートカ「む！　また懲りにずにやられにきたかチキンめ！」
セシリー「チキンじゃない、ネズミだよ！」
トカーゲ「ふん、どうせ今日も危なくなったら逃げるんだろう？」
セシリー「何を言うか、Nemuchanterであるセシが逃げるわけないだろう！　お前達とセシ、どちらかが倒れるまで戦うぞ。いざ！」
ゲートカ「ようやく覚悟を決めたか。こい、Nemuchanter！」

3匹のトカゲと1匹のネズミが睨み合い、互いの距離が縮まっていく。
セシリー「今日は主人公っぽく戦うよ。ひっさ～つ・・・・」
トカーゲ「む！？」
セシリー「RatongaってEQ2のアイドルだよね。溢れろ魅力！　くらえ！　プリチーポーズ（Charm）！！」
ゲートカ「おい・・・・どこが主人公っぽいんだよ！？　だいたいそんなポーズに惑わされる俺達じゃ・・・」
トカーゲ「きゃわいいいいいい！！　きゃーこっち向いて、ネズミさ～ん」
ゲートカ「ええ！？」
セシリー「ふふふ、見たか。マスターRatongaたるTamaさん直伝『みゅ～のポーズ』の威力！！」
ゲートカ「むうう、おい、しっかりしろトカーゲ！」
トカーゲ「は！？」
ゲートカ「正気に戻ったか！？」
トカーゲ「カメラ！　カメラの用意しなきゃ！」
ゲートカ「おいいいいいいい！！」
セシリー「フハハ、アーッハハハ。無駄だよ、ゲートカ。このプリチーポーズはセシが長年、クマTやTamaさんのSSを撮り続け研究し、ようやく生まれたポーズだぞ？　撮ったSSの総数はなんと200枚近く！」
ゲートカ「えっと・・・・ばか？」
セシリー「黙れ！　セシも正直びっくりしてるんだから！」
ゲートカ「こうなったら、俺一人でもお前を倒す！」

セシリー「あまい！」
セシリー「トカーゲさん。ゲートカがセシのこといじめるの・・・・」
トカーゲ「む、俺のかわいいネズミさんをいじめるとは許さんぞ！」
ゲートカ「ええい、まとわりつくな暑苦しい！　あ、ほら見ろ。奴は横になってごろごろしているぞ。お前は利用されているんだ！」
トカーゲ「え？」
セシリー「きゃ～、がんばってトカーゲさん」
トカーゲ「うおっしゃー！！」
ゲートカ「くう、一体どうすればいいんだ」
セシリー「フフフ」

ピコーン　ピコーン
セシリー「あ、やばい変身が！」
ゲートカ「よく見ろトカーゲ。お前の目に移るNemuchanterの姿を！」
トカーゲ「ん・・・・な、なんだこの微妙な顔のダークエルフは！！　俺のかわいいネズミさんはどこに！？」
セシリー「あ～、やっぱりどちらかが死ぬまで戦うなんていけないよね？　じゃあ、セシはこの辺で・・・」
ゲートカ＆トカーゲ「まてい！」
Run！　Run！　Run！
ゲートカ「こら～、逃げんな！　お前それでも主人公か！」
セシリー「あれだよ。セシは時には逃げることも大切だってことを身をもって教えてるんだよ、きっと！」
トカーゲ「そんな主人公いらぬわー！　食らえトカゲDD！」
セシリー「ぎゃー、しむ！　しむ～！！」
ばたん！
ゲートカ「やったか！」
トカーゲ「おう、これで毎日安心して眠れるぜ！」
こうして2匹の勇敢なトカゲによってNemuchanterセシリーは倒され、トカゲたちに再び平和が戻ったかにみえた・・・・が、しか～し！

はい、とゆ～訳で、今日も無理やりFDで生き延た主人公セシリーです。ふう、EncへのFD本格導入が待ち遠しいですね（そんな予定はありません！）今回はとことんRobe　of　the　Invokerについて語りたいと思います。FeerrottにLet’s　ねむねむ♪

今までは比較的にInvoker　RobeのQuest　ItemのDrop報告が多かったドラえもんことa　Huuptic　fetcherをずうっと狩っていたわけですが、Lizardmanからも出たという噂を聞き、（基本的に　Feerrott全般からレアDropみたいです）ソロで挑戦してみました。Nemchanterがソロで狩れそうなLizardman　Groupは2匹セットか3匹セットのGroupです。2匹の場合はan　Evol　EW　discple、an　Evol　EW　Menderで、3匹の場合はこの2匹にan　Evol　EW　Warderが加わります。どの種類もHealer/CasterなのでHPが少なく、非力なNemuchanterでもなんとかソロ可能です。

強さ的にはWarder（Druid） ＞ Discple（Cle？） ＞ Menderでしょうか。Warderは割りとDDが痛いので真っ先に倒すといいかも。DiscpleはHealが面倒です。Mendorは他の2匹に比べると格段に弱く感じました。あ！　まさか、MendorってEncじゃないよね？　事実だと凹むのでMenderへの詮索はやめておきましょう（＾＾；

セシがやっていたソロの方法は、

1. DiscpleをCharmして　Warderにぶつける
2. MenderにStunz
3. MenderをCharm（Coercerは1匹だけじゃなく何匹でもCharm可能です。まあ解けたとき困りますが＾＾；）
4. Warder　Kill後、MenderをDiscpleにぶつける
5. MenderをKill

こんな感じ。いや～、主人公っぽい戦い方ですね！（正々堂々戦うと間違いなく死ぬので、こずるくがんばろう　：）

Lv40のSpecial　TrainingでLizardman　Strike取ってることもあり、結構さくさく狩れました。でも、油断すると冒頭のように死にかけます（＠_＠；　StunやMezがないクラスはHeal止められなく、長期戦になってしまうことがあるみたい。そんなこんなで1回FDしながらも順調に狩ってましたが突然、

足元の地面が消え、宇宙に放り出されました・・・・・　は！
キュピーン！
ついにセシもニュータイプに覚醒する時が！？　一瞬にして色んなことが頭をよぎり、感覚が開けていく感じが！
？？？「ハア、ハア」
む、誰の息遣いだ？
突然Loadが始り新たなる世界へ、今！

You　Enterd・・・・・・・
ドラえもん「あ、お帰りのび太君。暇だったから先にストレッチして待ってたよ。ハア、ハア」
お前か（-_-；　周りを見渡すとFeerrottのRevive地点でした。Window　Chatを見ると。

－　BUGで君の地面消しちゃった、ごめんね。セーフポイントに送るからゆるしてちょ　－

う～ん、BUGならしょうがないね。でも、
ドラえもん「さあ、のび太君。今日も特訓開始だ！」
セシリー「いやああああああああ！」
ここはセーフポイントじゃないですから！！
あやうくそのまま死にそうになったよ、まったく！

もう、Lizardmanの所戻るのも面倒なので（注：Revive　Pointからそんなに遠いわけじゃない）このままドラえもんと戯れます。
セシリー「もうさ、Jayeさん殺して奪おうよ。ショックガンとかだしてよ、ドラえもん」
ドラえもん「もう、怠けることばっかり考えて！」
セシリー「あ～、Jayeさんは9ppの馬ぽ～んと買えるくらいだしお金も結構もってるだろうから、どらやき買い放題、食べ放題だろうな～」
ドラえもん「・・・・・まじ？」
セシリー「まじ、まじ」
ドラえもん「・・・・よ～し、殺っちゃうか」
セシリー「それでこそ狸型ロボットだよ！」
ドラえもん「猫型です！」
セシリー「まあ、まあ。じゃあさっそく、秘密道具を」
ドラえもん「まかせて、まかせて」

パカラパカラ

突然、Jayeさんが目の前に！　そう、ドラえもんが居るこの場所はRevive　Pointであると同時に、Evac　Pointでもあるのです。内心、びくつきながらもにこやかに挨拶を交わし、Jayeさんは「がんばりたまえ」とでも言うようにCheerして風のように去っていきました。

ソロに夢中でGuild　Chat見てなかったんですが（ちゃんと見ましょう）、どうやら2Groupに分かれて何かしようということらしい。セシと組むことになってしまったメンバーは、

Guardian：Tonan　Troubador：Tamariel　Templer：Bors　Nemuchanter：Ceciry

う～ん、なんとゆーか。Lupinusのボケ担当全員集合！　みたいな（＾＾；　つっこみ役が居ません！　Group組んで最初の会話が、

これですよ？
Shout"?"・・・・Group　Chatで　『！？』　って打とうとするとうっかり　Shout"?"になってしまう、恐ろしい現象。スペース1個あけて『！？』と打ちましょう　：）　このShoutをしてしまった人にはGroupメンバーから「うっかりさん」の称号が送られます。なんとか話を進行しようとするTonanさんが痛々しいですね（w

Raiolioさんが今お風呂入ってて上がったら合流するそうなので、それまでセシにMentorしてドラえもんを狩ってることに。

Menotor・・・・Groupの高Lvの人が低Lvの人のLvまで一時的にLv下げること

これによって高Lvの人からConGreyになってしまったMobからも宝箱が出ると同時に、低Lvの人の経験値が入りやすくなるシステム。1対1でもそう苦戦することはない（Enc以外（p_；）ドラえもんに4人でCampするわけですから、あっという間に砂浜からドラえもんの姿が消えました。仕方なくTonanさんが海に入り魚を捕ってきます。

ホント、なんで浮いてるんでしょうか（＾＾；　そして再びドラえもんに目標を変え、話題は自然とあの噂に。
Tamariel「アニメのドラえもん、声優さん代わるらしいね」
セシリー「なんかニュースでやってたね」
この会話から話はどんどん変な方向へ向かい。
Tonan「でも、藤子不二夫のキャラの名前ってすごいよね。ごりらいもとか（ｗ」
Bors「ごりらいも？」

うわ～ん、Tamaさんにつっこみされたよ（ｐ_；　というかセシたちなにやってるんだろう（ｗ

結局、ドラえもんの話題で盛り上がるもRobeは出ませんでした～。
Raiolio「お待たせ～」
その後Raiolioさんが合流し、Feerrottの奥地に行ったりしましたがばっさり割愛。
Raiolio「え、今回の出番これだけ！？」
これだけDeath！

そして次の日もRobeを求めて、FeerrottでLizardman狩り。いつものようにCharmし、いつものように追いかけられて逃げていると、その途中でBoopooさんを発見。もちろんBoopooさんの狙いもRobe　of　the　Invokerなので、第2回Feerrott　Robe調査隊を結成～。Boopooさんと同じGuildのBardさんも合流し、さらにKill　Speeｄ　up！

Dirge：Citrus　Mystic：Boopoo　Nemuchanter：Ceciry

今日こそはと期待が膨らみます。Lupinusには2人のBard、AnryuさんとTamaさんが居ますが、2人ともTroubadorなのでDirgeの人と組むのは初めてです。確かTamaさんが、
セシリー「あれ？　Troubadorって早足Songないの？」
Tamariel「ふう・・・・早足SongがあるのはDirgeだけです！」（触れてはいけないところだったらしい＾＾；）
と言っていた記憶が。まあでも今回の構成ではDirgeの真の力は発揮できそうにないですね。

Boopooさん、CitrusさんともにLizardman　200Killのクエスト受けてなかったので、受けに行ってからCamp開始。
Citrus「Incoming　an　Evol　Ew　Discple！」
Lizardmanの数は4！　久々の～　Cast～　Mez！　Mez!

3人なのでMezで分断し1匹ずつ、Killed～。Boopooさんは今日も蛇です。Mysticは変身魔法がホントに多彩で、セシが知る限りでもクマ、鳥、ビーバー、蛇、鹿などなどあり、ビーバーだけすっごい浮いてる気がするのはセシだけでしょうか・・・。

Lizardmanたちも4匹になると先述した3匹に加えan　Evol　Ew　UnderhandとSorcerorが加わります。UnderhandはMonkでSorcerorはWizだと考えがちですが。
Boopoo「Sorceror、なんかHealしてますよ！」
セシリー「ええ！？」
Druらしい（＾＾；　う～ん、久々にねむ全開じゃなかった、MezしまくりましたがやっぱりCCは楽しいですね。3Keepは疲れますけど、やっぱりEncはCCしてなんぼだと思います。今の戦闘仕様が変わるとはまったく思いませんが、一応認識はしているみたいなので今後に期待しましょう。

さてさて、途中うっかりRepopしちゃって6Incとか8Incとかありましたが、無事Boopooさん、CitrusがLizardman　200Kill達成～。おめでとう（＾＾　いや～、2時間ほどで200Killもしたんですね。よかった、よかった。で、
Robeはまだ出ませんか？

Feerrottで殺したMobの数1000匹近く、
受けたQuest19個（内Robe　Camp中のDrop　Quest14個）
死亡回数　4回
なんちゃってFD回数　1回
Camp総時間、16時間30分。
セシのFeerrottにおけるRobeの旅はここに終りを告げました。

セシリー「・・・・・あれだ」
Boopoo「はい？」
セシリー「GEB　Campがんばりましょう！」
Boopoo「ういっす！」
うわ～ん（ｐ_；　こうして多くの血を流したFeerrottを後にし、新たなる地へと旅立つセシリーなのでした。

現在はMobも灰色になってしまったため、Quest　ItemがPopするという『Rock』を時々見張っています。ホントに出るのか甚だ疑問ですが、いつか24時間耐久Campして噂の真偽を確かめたいと思います・・・。

次回予告

Nektulos　Forestに突如現れた吸血鬼たち。人の血を好物とする彼らを人々は恐れ、噂した。
一体、彼らはどこから来たのか？　と。
多くの冒険者たちがその謎に挑む中、Nemuchanterセシリーもついに行動を開始する。
セシリー「ふふふ、新しい見た目のRobeどれくらい追加されたかな」
？？？「そっちかーい！！」
果たして、セシリーは吸血鬼たちの謎を解く気があるのか！？
次回「ぶらり皆殺しの旅～吸血鬼はねずみがお嫌い～」　乞うご期待！