第26話 暗く寂しいFGの地下深くで
Fallen Gate、そこは死霊たちの住処。数々の冒険者達がこのダンジョンに挑み、死んでいった。そんな危険な場所に1人のダークエルフ女が佇んでいる。彼女は呟く。
ダークエルフ女「どうして、こんなことに・・・・」
彼女はどうして一人きりになってしまったのか? 一緒に来ていた冒険者達はどこへ行ってしまったのだろうか? ダークエルフ女は瞳を閉じ、記憶を辿っていく。
ダークエルフ女「そう、あれはみんなでFG前に来た時のことだった」
Fallen Gateの前に5人の若き冒険者達が集まっていた。
Warrior:Yazieda、Crusader:Akilra、Cleric:Yoyuno、Preadeator:Gunmal(Valeath)、Nemuchanter:Ceciry
セシリー「いよいよFGだね~」
Yazieda「初めてなんで案内よろしくっす」
セシリー「まかせて まかせて」
Gunmal「じゃ、行くか」
Yoyuno「Rdyでみゅ~」
Akilra「OK~」
5人がまさにFGに入ろうとしたその時、一人の女が呼び止める。
女「待ってください」
セシリー「貴方は?」
女「私の名はカーラ、旅の占い師です。貴方達に一つ忠告があるの」
Yazieda「何っすか?」
カーラ「はい、私のタロットカードによれば今日の0時、貴方達に災いが降りかかると出ています。どうか、必ず0時前には町へお帰りください」
Akilra「どんな災いなんですか?」
カーラ「そこまでは分かりません。ですがとても不吉な事が起こるでしょう」
Yoyuno「う~ん、分かったでみゅ~。必ず0時前には帰るでみゅ」
セシリー「うん、約束するよ」
カーラ「ありがとうございます。貴方達の行く先に幸運がありますように」
セシリー「ありがとう~」
カーラはお辞儀を一つし、去っていく。
Gunmal「0時か、一体何が起こるんだろうね」
Yoyuno「ま~とにかく中に入るでみゅ~」
All「ほい~」
中に入った一行はセシリーの案内で進んでいく。
Yazieda「しかし、暗いっすね~」
Gunmal「だよなー、たいまつ2つ持ってても暗いよな」
Akilra「うん、うん」
Yoyuno「なんとかならないもんかでみゅ~」
4人が暗い、暗いと盛り上がる中、一人黙っている人が。セシリーは一人思う。
やば、迷った。どうしよう(@_@;
Gunmal「セシもそう思うだろ?」
びく!
セシリー「そ、そうね(^^;」
Gunmal「んん? どうかした? まさか迷ったとか言わないよね?」
ぎくっ、何で分かったんだろう。
セシリーが言い訳をしようとしたその時。
Zombie「肉・・・血を・・・・」
突然、暗闇の中から1体のZombieが現れた。
Yazieda「敵っす! みんな戦闘準備!」
Yoyuno「おう!」
Akilra「Rdyです!」
Gunmal「来いや~」
セシリー「ナイスタイミング(小声)」
Gunmal「ん? セシなんか言った?」
セシリー「な、何も言ってないよ。戦闘に集中して!」
Yazieda「痛いっす(>_<)」
Yoyuno「Healでみゅ~」
そんなに、痛いのかな~とSSを撮るためにZombieの前に立つセシリー。
Zombie「目線隠せや、ごるぁー!」
a lifeless Leatherfoot hits YOU for 313 points of damage !
セシリー「いたい、いたい(>_<)」
Yoyuno「何やってるでみゅ!」
HealerがYoyu一人きりなため、MT以外がダメージ食らうとかなりHealが大変に。
セシリー「ごめ~ん(^^;」
なんとか撃退し、小休憩してると。
Deshwitat told you "Hi Ceci. could i join ? :P"
顔文字使いのDruid:Deshさんから入れて~とTellが
うーん、同じ顔文字使いとして入れてあげたいけど外人さんだからコミュニケーションが難しいんだよね。は! 待てよ。Deshさんは当然FG通いなれてるだろうし、NamedのPop Pointとか知ってるかも? よし、入れよう。いや、むしろ入ってもらおう!
セシリー「ね、ね。みんな、知り合いの外人Druid入れていい?」
Yazieda「OKっす」
よっしゃー!
Deshwitat「こんばんは~ :)」(ホントは英語ですがセシフィルターで訳されています:D)
セシリー「こんばんにゃ~」
Deshwitat「今入り口に居るんだけど、Mob居てそっち行けそうにない(>_<)」
Yazieda「OK、迎えに行くっす」
セシリー「あ、セシがInvisiで迎えに行ってくるよ~。ここで待ってて」
Gunmal「よろ」
自分にInvisiをかけ入り口に迎えに行くセシ。ふ~、やっぱ便利だねInvisiって、Mobの前を堂々と横切っても平気だしね~。ずんずんMobの間を通り、入り口に向かって進んでいくと。
Zombie「おう、ねーちゃん待てや」
呼び止められるセシ。
セシリー「あ、こんにちわ。ゾンビーさん。なかなかの腐り具合ですね~・・・ってセシの姿見えるんですか?」
Zombie「よ~く、見えとるで」
セシリー「ええ? だって眼球取れかけてるじゃないですか」
Zombie「そこはあれやね、いわゆる心眼ってやつ?(^^」
笑顔で迫ってくるゾンビー、逃げるセシ。
セシリー「うわーん(>_<)」
Zombie「待てや、ごるぁー」
殴られながらもダッシュで入り口に向かうセシ、仲間を引き連れて追うゾンビーズ。
Gunmal「Train・・・・・」
ああ、やばい。入り口にはDeshさんや他の冒険者達が居ます。警告しなくては!
Sorry Train to Zone!!
と心の中で叫びつつ(おい 死にかけながらCommonlandへ逃げ帰るセシ。Deshさんも遅れてZoneしてきました。
セシリー「ごめん、Deshさん。Train起こしちゃった(^^;」
Deshwitat「Np、Np~(^^」
笑顔でHealまでしてくれました。ああ、この人いい人だ(- –
セシとDeshwitat2人で顔文字合戦している一方でGunmal達は危機に瀕していた。セシの引き起こしたTrainの1部が何故かGunmal達に襲いかかったのである。
Akilra「Runする?」
Yazieda「とりあえず、Targetこいつっす」
Yoyuno「Healでみゅ~!」
Gunmal「セシ、早く戻って!」
慌ててFGに戻るセシ&Desh。しかし、このままGunmal達のところへ行っても新たな敵を引き連れていくだけです。ここはひとつ。
セシ&Desh「がんばです~(^^」
顔文字付きでエールを送る2人。
Gunmal「・・・・・・・・・・・」
Yoyuno「・・・・・・・・・・・」
Yazieda「・・・・・・・・・・・」
Akilra「・・・・が、がんばろう」
このエールで奮起(がっくり)したGunmal達は4人で敵を撃破! セシとDeshさんもInvisiでGunmal達の元へ向かいます。
ようやく合流でき、Camp再開~
セシリー「Deshさん。ここのいいCampポイント知ってる?」
Deshwitat「うん、知ってるけど行き方忘れちゃった。えへ :P」
セシリー「そっか~(^^;」
Akilra「どうします?」
う~ん、う~ん
Gunmal「あ、NamedっぽいのがTrackに居る」
それだ!
Yazieda「なんて名前っすか?」
Gunmal「Commander」
Deshwitat「あー、Commanderなら知ってる。昨日パンチしたよ~(^^)/」
セシリー「行ってみよう~」
Yoyuno「あ、でももう11時50分でみゅ」
セシリー「平気、平気。Go、Go~」
Deshさんの案内でNamedの所まで来ました。Commanderと護衛と思われるZombie x 2。
Yazieda「Rdy?」
セシリー「Rdy~」
Yazieda「<<Commander>> Target Assist Plz」
3Inc! 久々のCast~ Mez! Mez! 2Mezed~。Commanderは特に苦戦することも無くKilled~。
なかなかユニークな見た目のSecondaryが出ました
Yoyuno「よし、帰るでみゅ~」
Deshwitat「はい、またね~ :)」
YoyuとDeshさんがGateで帰って行きます。
セシリー「じゃあ、こっちも帰りますか」
Gunmal「ほい」
Akilra「Gate、Cast~」
と4人でくねくねしている途中で、突然画面が真っ暗に! ふと時計を見ると、0:01・・・・・
気がつくとみんなの姿は無く、一人きりになっていた。ダークエルフ女セシリーは呟く。
セシリー「どうしてこんなことに・・・・・・これがカーラが言っていた災いか(>_<)」
と、とにかく帰ろう。Call Of The Overlord~(Gate)
a halfling corpse「ま、ま。そんなに急がずゆっくりしていきなよ(^^」
a halfling corpse hits YOU for 256 points of damage !
a halfling corpse hits YOU for 210 points of damage !
a halfling corpse hits YOU for 182 points of damage !
薄れゆく意識の中でセシリーは思った。次から約束はちゃんと守ろう(@_@;
EQ2では連日カーラさんの予言(サーバダウン)にみんなが苦しんでいます。みなさん5分前にはきっちりLogOutしましょう :D
次回予告
FGで死んでしまったNemuchanterセシリーは、Zombieとして第2の人生を踏み出した!?
冒険者A「む、Zombie Inc!」
セシZombie「Robe・・・・Robe・・・・」
果たしてセシZombieはRobeを着れる日が来るのか!
次回「腐りゆく時の中で」 乞うご期待!
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